UiPath社、完全に自動化したエンタープライズ環境の実現に向け新たなUiPathプラットフォームの提供を開始

2021年1月19日

〜導入初日から高い価値を発揮できるように構築されているプラットフォームで「A Robot for Every Person(すべての人にロボットを)」の実現を加速〜

東京発 2021年1月19日 - ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、本日、完全に自動化したエンタープライズ環境(Fully Automated Enterprise™)を実現させるための新たな機能・サービスが加わったUiPathプラットフォームの提供を開始しました。

企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)戦略において、自動化は重要なアジェンダです。UiPath社では、「A Robot for Every Person(すべての人にロボットを)」を掲げ、全ての人がロボットを使いこなしてクリエイティブな仕事に従事する社会を目指し、「自動化の民主化」を進めています。UiPath社では、かねてから完全に自動化したエンタープライズ環境の実現を目指してUiPath プラットフォームの強化を進めてきましたが、今回、ローコード開発を支援するUiPath Appsをはじめ、下記の機能・サービスを提供していきます。本日提供開始した機能・サービスの概要は次のとおりです。

UiPath Apps

UiPath Appsは、開発者がユーザーインターフェイスを簡単にローコードで開発することができる機能です。ドラック&ドロップでボックスを置き、そのボックスにどのような操作を入れるかを登録していき、UiPathのワークフローを連携することができます。これにより、ユーザーは、例えば、顧客情報の登録をしたい場合、お客様番号を入力すると、UiPathワークフローが裏側で連携してロボットを動かし、特定の顧客情報をUiPath Apps側に返して表示してくれるなどの使い方ができます(詳しくは https://youtu.be/ABl4HVgkrjg をご覧ください)。

このように、UiPath Appsを通じてUiPathのワークフローとロボットを利用することにより、ユーザーは全くRPAについて知識がなくても、ユーザーインターフェイスを通じてRPAを活用していくことが可能になります。

図1-2

UiPath Appsの画面イメージ(UiPath Appsのデモ動画はこちら )

また、開発者は、1つのワークフローだけでなく、複数のワークフローを組み合わせて、1つのユーザーインターフェイスに組み入れることができ、これにより、複雑な自動化をユーザーがシンプルに操作することを可能にします。例えば、UiPathを利用してERP上にある情報をCRMに入力させる際に、ユーザーはUiPath Appsを利用して一連の業務を簡単に操作することができます。なお、連携するシステムは従来と同様に、ERPやCRMをはじめ、APIのないレガシーシステム、多様なクラウドアプリケーションおよびオンプレミスアプリケーションに対応しています。

UiPath Appsによって、自動化はアプリケーションとなり、すべての従業員がロボットとコミュニケーションを取ることが可能になります。大規模企業の組織全体に分散している無数のアプリケーションやデータベースを直接操作することなく、従業員はその操作をロボットに任せ、プロセスを進めることができます。

UiPath Data Service

UiPath Data Serviceによってユーザーは、ビジネスデータをUiPathプラットフォームに直接格納してモデリングできるようになり、UiPath AppsやUiPath AI Fabric、UiPath Action Centerなどの一連の機能から簡単にアクセスすることが可能になります。具体的には、ERP連携等の際に、UiPathの一連の業務で利用するERP上のデータの一部をUiPathプラットフォームに直接格納し、シームレスにつながることにより、迅速な業務処理が期待できます。また、外部システムによってデータの永続性を確保する必要がなくなり、UiPathが提供するクラウドサービスのセキュリティ下でデータ管理を一元化できます。

UiPath Automation Cloud™の強化

UiPath社が提供するクラウドサービスであるAutomation Cloud上で、新たにUiPath AI Fabric、UiPath Document Understandingとシームレスにつながり、サービス提供が開始されました。また、UiPath Automation Cloudは、新たにエンタープライズグレードのセキュリティに対するコミットメントの証であるSystem and Organization Controls 2(SOC 2) Type 1に認定されました。

新たなCX(顧客体験)を提供するUiPath Assistant、ピクチャーインピクチャーモード

新しいAssistant機能およびピクチャーインピクチャーモードは、現在利用している自動化環境で、人とロボットのシームレスなコラボレーションを実現します。Assistant機能によって、より見やすく、操作しやすいユーザーエクスペリエンスが得られ、ピクチャーインピクチャーモードで、作業をしながらバックグラウンドでロボットを動かすことが可能になります。

UiPath StudioXに対応するアプリケーションの強化

ビジネスユーザー向けプラットフォームであるUiPath StudioXに対応するアプリケーションに、新たにGoogle Workspace GmailとMicrosoft PowerPointが加わりました。またレコーダー機能も強化されています。これにより、データの操作や文書の処理といった日常業務を支援する自動化を構築できます。

以上

UiPathはUiPath社の米国およびその他の国における商標です。また、すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。これらの名称、商標およびブランドの使用は、承認を意味するものではありません。

UiPath社について

UiPath(NYSE:PATH)は、より多くの人々が、より創造的、協調的、戦略的に働けるよう、あらゆる知的業務をレベルアップさせることをミッションとしています。AIを搭載したUiPath Business Automation Platformは、最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと、エンド・ツー・エンドのプロセスを理解、自動化、運用する機能群を組み合わせ、これまでにない迅速な価値創造を可能にします。刻々と変化する時代を生き抜くためにさらなる進化が必要な組織にとって、UiPathはThe Foundation of Innovation™(イノベーションの基盤)としての役割を果たします。

メディアおよびIRに関するお問い合わせ

UiPath株式会社大谷

株式会社アクティオ(UiPath株式会社広報代行)E-mail : uipath@actioinc.jp