リリースノート

リリースノート

UiPath v2018.4.1

公開日: 2018 年 12 月 12 日 バージョン: 18.4.1

更新内容

2018 年の最新リリースはロングタームサポート (LTS) 版です。複数の機能が提供され、スケーラビリティ、安定性、そしてユーザーエクスペリエンスの向上が実現されました。

Citrix 環境の需要の増加をうけて、Citrix XenApp のネイティブサポートを実現し、自動化の可能性をさらに広げました。すべての Citirx サーバーマシン上に Citrix リモートランタイムのコンポーネントをインストールし、クライアントのマシンに新しい Citrix 拡張機能をインストールすれば、Studio と Robot により Citrix 環境内の要素がネイティブに検出され、セレクターが正しく構築されます。詳細については、こちらを参照してください。

認証

本リリースでは、これまでに多く寄せられていたご要望にお応えし、SAML 2.0 をサポートしました。これにより、Orchestrator はシングルサインオンに対応できます。所属する組織内で使用されているものと同じ資格情報一式を使用して、Orchestrator のインスタンスに素早く、簡単にアクセスできます。これに伴い、web.config ファイルに新しいパラメーター ExternalAuth.Saml2.Enabled が追加されました。この新しい機能の設定や使用方法などの詳細については、こちらを参照してください。

最新リリースで追加された注目すべき機能、スマートカードロボット認証 (Smart Card Robot Authentication) により、Common Access Card と Personal Identity Verification に対応するようになりました。これにより、従来の方法に加えて、Unattended ロボットは SmartCard を使用してマシン上でセッションを開始することができ、ロボットの作成または編集時には、接続方法を簡単に選択できます。詳細については、こちらを参照してください。この機能の追加に伴い Orchestrator API、つまり /odata/Robots エンドポイントがアップデートされました。こちらの例を参照してください。

スケーラビリティ

フローティングロボットの機能が強化され、Attended フローティングロボットに加えて Development フローティングロボットも使用できるようになりました。これは、非永続型 VDI やホットシート環境 (同一デバイスにおける複数ユーザーによる入れ替わり使用) でのリソース管理のさらなる利便性向上に向けた大きな一歩です。

接続中のロボットを経由して Orchestrator から Studio のライセンスをアクティベーションできるようになりました。この新機能を前述の Development フローティングロボットと組み合わせると、Development フローティングロボットを使用してワークフローを実行、変更、そしてデバッグすることができるため、実行できる自動化の幅が大きく広がります。詳細については、こちらを参照してください。

Orchestrator のスケジューリング性能が大幅に向上し、クラスター化された環境で複数のカスタムスケジュールを実行してもシステム操作の性能が低下することがなくなりました。

拡張性

UiPath オートメーションと既存の複雑なアプリケーションネットワークの連携をより強化するため、Orchestrator で Webhook を使用できるようにしました。これにより、Orchestrator のイベントを受信し、任意の外部 DCM (Dynamic Case Management)、BPM (Business Process Management)、CRM (Customer Relationship Management) ソリューションに配信することができます。例えば、指定したキューに新しいアイテムがある場合、スケジュールが失敗した場合、またはプロセスが更新された場合などに、複数のユーザーに通知を送信することができます。この新しい機能に合わせて Orchestrator API も更新されました。詳細については、こちらのドキュメントと API の例を参照してください。

本リリースでは、SAP BAPI アクティビティパックが追加されました。このパッケージを使用すると、RPA 開発者はワークフローを使用して SAP BAPI を呼び出すことができます。また、このパッケージに付随する [SAP BAPI ウィザード (SAP BAPI Wizard)] で、指定した BAPI のワークフローを生成することができます。 生成されたワークフローは、[ワークフローファイルを呼び出し (Invoke Workflow File)] アクティビティを使用することで、どの自動化プロセスからでも呼び出すことが可能です。[SAP 接続を開く (Open SAP Connection)][SAP 接続を閉じる (Close SAP Connection)] アクティビティは、SAP インスタンスへの接続を管理するアクティビティです。この接続は、接続対象となる各 SAP インスタンスにユニークであり、一度取得すると IConnectionService 変数に保存されます。それ以降、この接続は自動化プロジェクトを通し SAP インスタンスへ接続するために使用されます。

再利用性

作成したワークフローと、付随するすべての依存関係、ライブラリ、呼び出されるワークフロー、カスタムコンポーネント等を、テンプレートとして保存できるようになり、同じプロジェクトを何度も作成する必要がなくなりました。これにより、Studio においていつでもカスタムテンプレートが使用でき、簡単に新しいプロジェクトに利用することができます。このカスタムテンプレートは、今後のアップデートにおいても使用可能です。詳細については、こちらを参照してください。

俊敏性

エラー処理に関する改善策として、ワークフローにエラーが発生するたびに処理を実行するグローバル例外ハンドラーのプロジェクトテンプレートが新規に追加されました。実行中にエラーが発生すると、グローバル例外ハンドラーが作動してユーザーにより定義されたアクションを実行します。実行を継続して例外を再スローするか、エラーを無視するか、再度アクティビティを実行するか、実行を中止します。例外ハンドラーが実行されるとワークフローの実行が一時停止されるため、ユーザーは対象のアプリケーションを詳しく調査し修正する、またはエラーをスローしたアクティビティをリトライすることができ、デバッグ中に便利です。グローバル例外ハンドラーの詳細については、こちらを参照してください。

すべての種類のロボットにおいて、コマンドラインを使用してプロセスを開始できるようになりました。プロセスが [ロボットトレイ (Robot Tray)] にある限り、簡単なコマンドを使用して開始することができます。また、引数を使用することもできます。実行前に必要に応じて、ロボットが適切なプロセスをダウンロードまたは更新します。

ドキュメント処理

Intelligent OCR パッケージが大幅にアップデートされ、よりシンプルな方法でのドキュメント処理を可能にする 3 つの新しいアクティビティが開発されました。

  • [検証ステーションを提示 (Present Validation Station)] - Attended ユーザーは、分類や人間によるデータの検証と抽出を目的とした CRUD (Create (作成)、Read (読み取り)、Update (更新)、Delete (削除)) 操作をドキュメント上でリアルタイムに実行することができます。

  • [検証ステーションのデータを準備 (Prepare Validation Station Data)] - FlexiCapture の [ドキュメント処理 (Process Document)] アクティビティと新機能である [検証ステーション (Validation Station)] の間の橋渡しとなり、よりユーザーフレンドリーなデータ検証を可能にします。

  • [ドキュメントをデジタル化 (Digitize Document)] - 取得したドキュメントのテキスト版を生成する新しい方法を提供し、すべての PDF や主要な画像形式の処理を可能にします。

ユーザーエクスペリエンス

Attended ロボットとより容易に連携できるようにするため、[ロボットトレイ (Robot Tray)] の個々の項目内で実行中のプロセスを表示するようにしました。実行を一時停止、再開、または停止することが可能であり、これにより、ロボットの動作を把握できるだけでなく、予期せぬ事態が発生した際には実行を一時停止し、問題が解消した後に再開することができます。詳細については、こちらのページを参照してください。

ロボットがどのステップを実行しているかをいつでも容易に把握できるよう、[ステータスを報告 (Report Status)] アクティビティを作成し、System アクティビティパックに追加しました。このアクティビティを使用すると、カスタムステータスメッセージを作成することができ、ワークフロー実行中の任意のタイミングでそのメッセージを [ロボットトレイ (Robot Tray)] に表示させることができます。

より快適なユーザーエクスペリエンスを提供するため、UiPath Platform にダークテーマを導入しました。StudioOrchestrator ともに、UI の色を目に優しいグレーに変更し、一部に製品のシグネチャーカラーであるブルーを使用しました。パネルやコントロールの色をすべてダークカラーで表示することができ、UI 全体が魅力的かつ目に優しい仕様になりました。ただし、この機能は Studio においては実験的な機能であることにご留意ください。ダークテーマを適用する場合、自動化プロジェクトの依存関係が、UiPath.UIAutomation.Activities は v18.4.2、UiPath.System.Activities は v18.4.1 以上である必要があります。

従来のバージョンでは、マシンのライセンスを解放したい場合、IT サポートチームに連絡し対応を待つ、という面倒な作業が必要でしたが、v2018.4 からはその必要がなくなりました。Non-Production と Unattended での使用を目的としたマシンを容易に有効化または無効化できるようになり、このシナリオにおけるライセンスの消費を自分の Orchestrator インスタンスから直接管理することができます。操作方法については、こちらを参照してください。Orchestrator API を使用したい場合は、こちらのリクエスト例を参照してください。

互換性マトリクス

下表は、Robot および Studio のバージョンに対して、どの Orchestrator のバージョンが動作するかを示したものです。

提供中の最新バージョンにアップグレードしなければ、リリースに追加された最新の機能を利用できず、バグ修正も適用されない点にご留意ください。

  Orchestrator v2018.4 Orchestrator v2018.3 Orchestrator v2018.2 Orchestrator v2018.1 Orchestrator v2017.1 Orchestrator v2016.2
Robot v2018.4 check_mark check_mark check_mark close-window-xxl close-window-xxl close-window-xxl
Robot v2018.3 check_mark check_mark check_mark close-window-xxl close-window-xxl close-window-xxl
Robot v2018.2 check_mark check_mark check_mark close-window-xxl close-window-xxl close-window-xxl
Robot v2018.1 check_mark check_mark check_mark check_mark close-window-xxl close-window-xxl
Robot v2017.1 check_mark check_mark check_mark check_mark check_mark check_mark
Robot v2016.2 close-window-xxl close-window-xxl close-window-xxl close-window-xxl check_mark check_mark

詳細な情報は、こちらを参照してください。

改良点

Studio

Studio のソースコントロール機能にも改良が加えられました。新たに導入されたリポジトリブラウザーを使用して TFS リポジトリおよび SVN リポジトリを参照することができ、複数のプロジェクトを 1 か所で管理したり、任意のプロジェクトをチェックアウトしたりすることができます。リポジトリブラウザーについては、こちらを参照してください。

エラー処理機能を改善し自動化プロセス全体をよりわかりやすくするため、ワークフロー内で特定のアクティビティパッケージが欠けている場合に発生するエラーメッセージが強化されました。欠けているアクティビティや無効なアクティビティはデザイナーパネル上で識別され、ワークフローや未解決の依存関係の衝突についての追加情報がエラー表示されます。詳細については、こちらを参照してください。

認証の必要なカスタム NuGet フィードが NuGet.config ファイルを通してパッケージマネージャーに追加できるようになりました。また、そのファイルに含まれるアクティビティパッケージが自動化プロジェクトにインポートできるようになりました。詳細については、こちらを参照してください。

[プロパティ (Properties)] パネルの [式エディター (Expression Editor)] を、前回開いた時と同じサイズで再度開くことができるようになりました。これにより、プロパティに保存したテキストまたは式が読みやすくなりました。

Orchestrator

/odata/Processes/UiPath.Server.Configuration.OData.SetArguments エンドポイントに検証機能が追加されました。また、API、パッケージページ、NuGet フィードで自動化パッケージを Orchestrator にアップロードした場合、このエンドポイントを使用してパッケージの入力パラメーターおよび出力パラメーターを変更することができなくなりました。

また、シリアライズされた入力パラメーターと出力パラメーターの文字列は Orchestrator 全体で使用されるようになりました。

パスワードフィールドを削除し、標準の Attended ロボットの作成プロセスをシンプルにしました。これにより、フローティングロボットと標準ロボットの間で、作成シナリオの一貫性が保たれるようになりました。

すべてのメールアドレスの入力フィールドにおいて、最大文字数が 254 文字に制限されました。

セットアップ時、UiPathPlatformInstaller.exeUiPathStudio.msiUiPathOrchestrator.msi のインストーラーがオペレーティングシステムも確認するようになり、エコシステム全体のスムーズな運用が可能になりました。

SignalR が v2.2.3. にアップグレードされ、WebSocket コミュニケーションの信頼性およびメモリ管理能力が向上しました。

大規模導入におけるロボット削除のパフォーマンスが大幅に向上しました。

設定、ロール、およびユーザーの編集権限をユーザーに付与する際に表示される確認ダイアログが、ロボットの編集権限付与時にも表示されるようになりました。

ダッシュボード上の [ジョブ (Jobs)] および [ロボット (Robots)] のチャート機能が改良され、可視性が向上しました。

アクティビティ

使用性の向上につながる嬉しい機能として、UiPath のオフィシャルアクティビティパッケージすべてにセマンティックバージョニングを適用しました。これにより、今後提供されるアクティビティの新しいバージョンが覚えやすくなりました。

既知の問題

Studio

    • Studio Community Edition の UiPathStudio.exe インストーラーを実行中にもう 1 つ同様のインストーラーを起動すると、インストールが失敗します。

    • デザイナーパネル内で、あるフローチャートから別のフローチャートにアクティビティをコピーすると順番が保持されません。この問題は、あるシーケンスから別のシーケンスにアクティビティをコピーする際には発生しません。

    • テンプレートを使用して新しいライブラリを作成する際、そのテンプレートに Main.xaml ファイルが含まれていない限り、デザイナーパネルは自動的に .xaml ファイルを開きません。

    • ダークテーマは実験的な機能であるため、Studio のツールチップ、エラーメッセージ、通知、ボタンの一部は、切り替え後もクラシックテーマで表示されます。

    • Studio Community Edition の UiPathStudio.exe をアップデートした後は、Studio を起動する前に UiPath.Service.Host.exeUiPath.Agent.exe を終了することをお勧めします。

    • 言語を日本語に設定した UiPath Studio のスタート画面からオープンするプロジェクトの新規作成ダイアログボックスにおいて、[名前] フィールドに 129 文字以上入力すると「プロジェクト名の名前は 128 文字より長く設定してください。」というツールチップが表示されますが、正しくは「プロジェクト名の最大文字数は 128 文字です。」です。

Robot

  • Citrix クライアントを、Citrix Receiver から Citrix WorkSpace にアップグレードする際、UiPath Citrix 拡張機能を再インストールする必要があります。詳細については、こちらを参照してください。

  • Citrix Receiver と Citrix WorkSpace は、Universal Windows Platform (UWP) アプリケーションとしても利用可能ですが、これらのアプリケーションに UiPath Citrix 拡張機能をインストールすることはできません。標準の Citrix Receiver または Citrix Workspace を使用してください。詳細については、こちらを参照してください。

  • 現在、高 DPI でのネイティブ Citrix オートメーションはサポートされていません。Citrix Receiver または Citrix WorkSpace クライアントの DPI スケーリングオプションを無効化することで、起こりうる問題を防ぐことができます。詳細については、こちらを参照してください。

  • ICA (Independent Computing Architecture) と RDP (Remote Desktop Protocol) のクロスプロトコルに関する互換性の問題があるため、UiPath リモートランタイムと UiPath Citrix 拡張機能をインストールした後は、すべてのアクティブな Citrix セッションを再起動する必要があります。詳細については、こちらを参照してください。

  • Citrix 環境における長時間のアプリケーションの実行はしばしば失敗します。これは WPF (Windows Presentation Foundation) Renderer の既知の制限によるもので、Citrix アプリケーションのセッションが制限時間に達しタイムアウトすると、プロセスの実行が中断します。

  • NuGet ライブラリの制限により、ファイル名やパスは 260 文字未満でしか設定できません。

  • プロセスの実行が一時停止中にロボットを Orchestrator に接続すると、ロボットは「接続済み、ライセンスなし」と表示されます。

  • Orchestrator において、コマンドラインから入力および出力引数を使用して開始したプロセスの入力引数が表示されません。

  • 編集可能なコンボボックスの Active Accessibility プロパティに既知の制限があるため、保存ダイアログ等の編集可能なコンボボックスにテキストを送信しようとすると、しばしば送信に失敗します。

Orchestrator

  • SQL データベースに重複したエントリがあると、v2016.2 Orchestrator を任意の新しいバージョンにアップデートできません。この問題は、データベースを移行する前に重複エントリを削除することで回避可能です。詳細については、こちらを参照してください。

  • SQL データベースに 200 万件以上のログがあると、アップデート処理がタイムアウトします。Elasticsearch にログが保存されていれば、管理されているログ数に関係なくスムーズにアップデートできます。

  • [テナント (Tenants)] ページの [割り当て (Allocate)] ボタンをクリックすると、まれにエラーメッセージが表示されページが更新されます。もしこの問題が発生した場合は、[ライセンス (License)] ページを使用して、テナントにライセンスを配布してください。

  • 有効化されている Webhook に対し、保留中のジョブを手動で停止または中止するとペイロードが送信されません。

  • 多数のロボットが同時に応答を停止すると、robot.status Webhook イベントがトリガーされません。

  • ロボットからジョブが作成されると、Job.created Webhook イベントは外部に送信されません。

  • /odata/Webhooks エンドポイントへ POST リクエストを送信すると、重複する Webhook が追加される可能性があります。

Activities

  • 検索バーを使用してフィルターをかけた場合、[生成 (Generate)] セクションに移動して戻った際に、SAP BAPI ウィザードの [引数 (Arguments)] セクション内のテーブルが更新されません。

 

バグ修正

Studio

  • 自動化プロジェクトの一部である変数および引数用のオートコンプリート機能が修正されました。

  • [新しい空のプロセス (New Blank Process)] および [新しい空のライブラリ (New Blank Library)] ウィンドウの [場所 (Location)] フィールド部分にネットワークパスを入力後、Studio が短時間応答しなくなる問題を修正しました。

  • TFS のバージョン管理システム下でバージョン管理されたファイルに保留中の変更が含まれている場合に、そのファイルが削除できない問題を修正しました。

  • 制限されたアクセス許可を持つパス上にあるファイルを、Studio で読み取り専用モードで開くことができるようになりました。

  • 名前に 2 バイト文字を含み、既定値付きの引数を含むワークフローを開くと、デザイナーパネルでエラーが発生する問題を修正しました。

  • [式エディター (Expression Editor)] で複数行に渡ってテキストを入力した際に、条件式の一部が削除され隠される問題を修正しました。

  • 説明文が追加されていないプロセスおよびライブラリを Studio からパブリッシュできない問題を修正しました。

  • System.Windows.Forms.Integration 型の変数が正常にインポートされ、自動化プロジェクトで使用されるようになりました。

  • v2018.3 以前のバージョンで作られ、GenericValue 変数を使用するワークフローをインポートしたライブラリプロジェクトで生成されたアクティビティを追加した際に、検証エラーが発生する問題を修正しました。

  • リモートデスクトップマシン上でしばらくアイドル状態にあった Studio がフリーズしたり、特定のコントロールが正しく表示されなくなったりする問題を修正しました。

  • v2018.2 の Studio で作成され、共有ドライブに保存されたプロジェクトを、v2018.3 に移行して開くことができない問題を修正しました。

  • フォーカスがデザイナーパネル内に当たっている場合に、キーボードショートカット CTRL + Tab を押しても、アクティブなワークフロー間で切り替えが行われない問題を修正しました。

  • DiagTool が一貫性のないまたは空のレポートファイルを生成する場合がある問題を修正しました。

  • 変数の型が [変数 (Variables)] パネルで変更された際に検証エラーが発生し得る問題を修正しました。

  • プロジェクトフォルダーにおいて、ワークフローの名前を変更し project.json ファイルを削除すると、ワークフローが Studio で開かれたときに 2 つ目の Main.xaml ファイルが生成される問題を修正しました。

  • ブラウザーが開かれている状態で Studio と Chrome 拡張機能のアップデートを行うとエラーが表示される問題を修正しました。

  • アクティビティの入力フィールドに VB の式をコピーした場合に、自動的にインポートされる名前空間のワークフロー検証エラーが引き起こされる問題を修正しました。

Robot

  • 特定の漢字が [テキストをクリック (Click Text)] アクティビティによって認識されない問題を修正しました。

  • マシン上に既に Java 拡張機能がインストールされており、インストール先のパスが長すぎる場合に、Java 拡張機能のインストールにまれに失敗する問題を修正しました。

  • Internet Explorer または Chrome で開いた HTML ファイルから特定のテキスト文字列を選択しようとすると、UI Explorer にエラーが発生する問題を修正しました。

  • ロボットがプロセスを実行していた RDP (Remote Desktop Protocol) マシンへのユーザーの接続が切断されてしまう問題を修正しました。この問題は、Windows 10 Enterprise N 1709 以降のバージョンでのみ発生しました。

  • Silverlight ランタイムライブラリがインストールされていない状態で UiPath Silverlight 拡張機能のインストールを試みると、例外がスローされる問題を修正しました。

  • Internet Explorer に対して [文字を入力 (Type Into)][クリック (Click)][画像をクリック (Click Image)] アクティビティを使用すると、処理実行時のパフォーマンスが著しく低下する問題を修正しました。

  • Chrome で開いたページ上の IFrame 内の要素に対してセレクターが生成されない問題を修正しました。

  • ウェブブラウザーの自動化においてポップアップウィンドウの自動化を行っても、HtmlWindowName セレクターが認識されないケースがありました。これにより、アクティビティが異常な動作をしていましたが、この問題を修正しました。

  • 不正確なセレクターによって引き起こされたエラーが、対応するアクティビティではなく UiPath.Executor によってトリガーされたと表示される問題を修正しました。

  • [文字を入力 (Type Into)] アクティビティで半角カタカナを使用すると、入力と一致しない文字が送信される問題を修正しました。

  • 高負荷下の IE インスタンスに Alt + F4 を送信しても、しばしばその IE インスタンスを閉じるのに失敗していた問題を修正しました。

  • Adobe Reader DC アプリケーション上で [クリックトリガー (Click Trigger)] のイベントが検出されない問題を修正しました。

  • プロセスの実行中にアクティブな RDP (リモートデスクトッププロトコル) セッション中のマシンの画面をロックすると、マシンを再起動するまで再びログインすることができない問題を修正しました。

Orchestrator

  • マシン上のロボットが複数の組織単位にまたがっていると、インストールされたバージョンが正しく表示されないことがある問題を修正しました。

  • ロボットの通知を無効にしているにも関わらず、「ロボットが応答しません。」という通知を受け取る問題を修正しました。([プロファイル (Profile)] > [通知 (Alerts)] > [ロボットの通知 (Robots)])

  • パッケージに複数の新しいバージョンがある場合に、[最新 (Latest)] ボタンを押すと、一度に最新バージョンへ更新されず段階的に更新される問題を修正しました。この問題は外部フィードを使用すると発生していました。

  • ロボットグループ内でパッケージを過去のバージョンに切り替えると、同じパッケージを使用しているすべてのロボットグループの関連プロセスのアイコンが更新される問題を修正しました。この問題は外部フィードを使用すると発生していました。

  • ロボットの台数より Concurrent ライセンス数が少ないと、同じユーザー名を持つ複数の Development ロボットが正常にライセンスを取得できない問題を修正しました。この問題では、複数のロボットのうちの 1 台のロボットがライセンスを取得できず、ジョブを実行することができませんでした。

  • 外部フィードを保護する際に API キーから Basic 認証の資格情報に切り替えると、プロセスが表示されない問題を修正しました。この問題は、同じデプロイ URL を使用すると発生しました。

  • ロードバランサーを使用している Orchestrator のロボットグループで 2 つの異なるブラウザーから同じユーザーがログインすると、ごくまれに、1 分経っても最初のセッションが期限切れにならない問題を修正しました。

  • 空のロボットグループにスケジュールを作成すると、例外およびスタックトレースがイベントビューアーに 2 度出力される問題を修正しました。

  • チャートの統計データを取得できない等のビジネスロジック上の矛盾の例外は、 Orchestrator.BusinessException をソースとしてイベントビューアーに出力されるようになりました。

  • スケジュールが無効化されていると、不正な cron 式を追加できてしまう問題を修正しました。

  • [設定 (Settings)] ページの [セキュリティ (Security)] タブ内で実行される検証機能が改善されました。

  • POST リクエストを /odata/Releases エンドポイントに送信することで、存在しないパッケージを使用してプロセスを作成できる問題を修正しました。現在は、存在しないパッケージでこのような呼び出しを行うと、エラーが発生します。

  • 初期プロセスを入力パラメーターおよび出力パラメーターを持つプロセスで置き換えると、[スケジュールの編集 (Edit Schedule)] ウィンドウの [パラメーター (Parameters)] タブ上に警告が表示される問題を修正しました。

  • Active Directory ユーザーのメールアドレスを変更すると、新しく追加されたメールアドレスへの Orchestrator からの確認メッセージの送信に失敗する問題を修正しました。

  • アクティビティやワークフローのパッケージが共有フォルダーに格納されており、ユーザーが特別な管理者権限を持たない場合、Orchestrator をアップデートすることができない問題を修正しました。現在はアップデートの際、UiPathOrchestrator.msi はパッケージが格納されている共有フォルダーへの書き込みアクセスのみを要求します。

  • UiPathStudio.msi で変更機能を使用しても Java 拡張機能が削除されない問題を修正しました。

  • 使用したフォルダーの権限が失われていると Orchestrator を再インストールできない問題を修正しました。

  • あるユーザーとしてインストールプロセスを開始した後に、別のユーザーとして製品をアンインストールしようとすると、UiPathPlatformInstaller.exe が動作を停止する問題を修正しました。現在、UiPathPlatformInstaller.exe のセットアップは複数のログインセッションに対応しています。

  • /odata/Users エンドポイントにリクエストを送信する際の、TenantId パラメーターの検証機能が改善されました。

  • /odata/QueueProcessingRecords/UiPathODataSvc.RetrieveLastDaysProcessingRecords(daysNo={},queueDefinitionId={}) および /odata/QueueProcessingRecords/UiPathODataSvc.RetrieveQueuesProcessingStatus() エンドポイントを呼び出すと重複した記録が返される問題を修正しました。

  • /odata/Assets/UiPath.Server.Configuration.OData.GetRobotAsset エンドポイントは非推奨となりました。代わりに、新しく追加された /odata/Assets/UiPath.Server.Configuration.OData.GetRobotAssetByNameForRobotKey に POST リクエストを送信できます。 また、[資格情報を取得 (Get Credential)] および [アセットを取得 (Get Asset)] アクティビティがアップデートされたため、v2018.4 の Orchestrator を使用していればこれらのアクティビティで前述の呼び出しを行うことができます。

  • 一括操作の SQL クエリにより、データベースのデッドロックが起きる問題を修正しました。複数の調整が行われ、一括操作をパフォーマンスの観点から改善しました。

  • ダッシュボード上でアイドル状態になっているユーザーが、アプリケーションから自動的にログアウトされない問題を修正しました。

  • [組織単位 (Units)] の権限を持たずにユーザーの追加や編集をしようとすると、エラーメッセージが表示される問題を修正しました。この問題は、Orchestrator インスタンス上で組織単位を有効にした場合に発生していました。

  • Platform does not support setting SSL protocols on HTTP client handler というエラーメッセージが、Orchestrator 開始時にイベントビューアーに 2 度表示される問題を修正しました。

  • 誤ったパスワードでログインしようとするとエラーメッセージが表示される問題を修正しました。

  • [ロボットグループを管理 (Manage Environments)] ウィンドウが完全に読み込まれる前に [すべて選択 (Select All)] チェックボックスからチェックを外すと、エラーメッセージが表示される問題を修正しました。

  • 有効かつ正しく設定されたメールアドレスを使用しても、テナント作成の確認メールが送信されない問題を修正しました。

  • 適切な権限を持たないユーザーにも [ロボットグループ (Environments)] ページの [編集 (Edit)] ボタンが表示される問題を修正しました。

  • フィルターを適用した際にページ番号がリセットされない問題を修正しました。

  • 直近に発生したアラートの一部が [アラート (Alert)] ドロップダウンリストに表示されない問題を修正しました。

  • [アカウントロック時間 (秒) (Account Lockout Seconds)] フィールドの最大値が 2592000 に制限されました。

  • [レビュー担当者を割り当て (Assign Reviewer)] ウィンドウの [レビュー担当者 (Reviewer)] フィールドに 2000 文字以上入力すると、エラーメッセージが表示される問題を修正しました。このフィールドの最大文字数は現在 64 文字に制限されています。

  • ユーザーがキューの名前にスペースを入れることができる問題を修正しました。

  • 12,000 台以上のロボットを含むロボットグループに対してロボットを追加または削除しようとすると、エラーメッセージが表示される問題を修正しました。

  • ユーザーの存在の有無に関わらず、パスワードをリセットすると同じ確認メッセージが表示されるようになりました。

  • Windows 認証を使用して Orchestrator インスタンスに Active Directory ユーザーグループをインポートすると、ユーザー情報の詳細が取得されない問題を修正しました。

  • 組織単位を定義せずに Active Directory ユーザーグループをインポートすると、既存のすべての組織単位が各ユーザーにアサインされる問題を修正しました。

  • 項目が処理されている間に [キュー (Queues)] ページを更新すると、処理中の項目を含むキューがページに 2 度表示される問題を修正しました。

  • Windows 認証を使用中にセッションの有効期限が切れると、Windows のログインページではなく Orchestrator の [ログイン (Login)] ページにリダイレクトされる問題を修正しました。

  • 適切な権限を持たない Active Directory ユーザーが、ダッシュボードの情報を見ることができる問題を修正しました。この問題は、別のユーザーのセッションがタイムアウトした後、既定のテナントで自動的にログインされる際に発生していました。

 

アクティビティのバージョン

以下のアクティビティパッケージとバージョンはインストーラーに含まれており、Studio で新しく作成されるプロジェクトに依存関係として既定で追加されます:

  • UiPath.Excel.Activities - v2.4.6884.25683

  • UiPath.Mail.Activities - v1.2.6863.29868

  • UiPath.System.Activities - v18.4.1

  • UiPath.UIAutomation.Activities - v18.4.2