リリースノート

リリースノート

UiPath v2017.1 SP1

公開日: 2017 年 11 月 13 日 - 2017.1.6522

下記の変更対応により、ドキュメントを更新致しました。更新後のガイドは、OrchestratorRobotStudioActivities の各リンクからご参照ください。必要と思われる変更がございましたらご連絡いただけますと幸いです。

新機能および拡張機能

Orchestrator

セキュリティ

クレデンシャルアセットの暗号化メカニズムを改良しました。今後は静的な初期化ベクトルは使用されず、エンティティごとに動的ベクトルが生成されます。これにより、不正アクセスによる情報漏えいが阻止され、結果として全体のセキュリティレベルが向上します。

また、設定ファイル (web.config) の暗号化を新たにサポートし、ファイルに格納されている情報の第三者による使用を禁止しました。

パスワード変更の作業負荷を軽減するため、新しくウィンドウを追加し、ユーザーが自分のユーザー権限を別途表示および編集しなくてもアカウントパスワードを変更できるように変更しました。システム全体のセキュリティ強化を実現するため、パスワード変更後はユーザーは全てのアクティブセッションからログアウトされます。複雑なパスワードの入力を促進するために、全てのパスワードフィールドにパスワード表示の切り替え機能を新たに設けました。

Elasticsearch 認証 (X-PACK) 機能を追加しました。Elasticsearch へのログオン用クレデンシャルを格納するための NLog ターゲットを構成可能にしました。

ユーザー操作

リソースの割り当てについて詳細を把握できるように、Environments の種類、及び説明について編集可能としました。これにより、ロボットリソースの再利用も促進され、変化し続けるビジネスニーズへの対応が一層容易になります。

複雑なビジネスアプリケーションではオートメーションの数が多数に及ぶことが多いため、[Deploy Process] ウィンドウでパッケージをアルファベット順に並べ替えできるようにし、必要なパッケージを簡単に見つけられるようにしました。

[Start Job] ウィンドウで、既にビジー状態のロボットを選択してしまう可能性を減らすため、選択できるロボットのステータスが表示されるようにしました。

[Add Asset] ウィンドウのインターフェースがより直感的になり、グローバルアセットを追加するためのタブと、ロボットアセットを追加するためのタブの 2 つを設けました。詳細については、こちらのページをご参照ください。

異常のあるロボットを特定しやすくするため、Unresponsive の状態を基準として[Robots] ページの表示の絞り込みができるように変更しました。また、Avaialable ステータスのロボットに対してプロパティの変更を指示する必要がなくなりました。

Orchestratorの習得には、いつでもドキュメントを読める状態にすることが重要だと考えました。そこで、ユーザーインターフェースの [Options] メニューから直接、『Orchestrator ユーザーガイド』にアクセスできるようにしました。

サイドバーで確認できるライセンス情報について、Orchestrator の登録解除時または期限切れの直前のみ、色付きで表示されるようにしました。

パフォーマンス

全てのページについて全般的なパフォーマンスを向上させ、大規模データのプール処理を容易にしました。

数百のプロセスを伴う環境において、[Start Job] ウィンドウの [Process] ドロップダウンリスト読み込み時間を最適化しました。

キューおよびトランザクションの管理

項目ごとにコメントを追加し、トランザクションの概要をオートメーションチームの中で共有できるようにしました。トランザクションのレビュー担当者は、In Review ステータス、さらには In Progress ステータスのトランザクションについても、レビューの際にコメントを付与することができます。詳細については、こちらをご参照ください。

前回のリリースに準じて、トランザクション参照をキューレベルで強制的に一意に実行できるように変更しました。加えて[Transaction] ページで、入力文字列で始まる参照を持つトランザクションを検索できるようになり、特定の項目をスムーズに識別できます。一意のトランザクション参照の詳細については、「キューおよびトランザクションについて」のトピックをご参照ください。

キューごとの In Progress 項目の総数が [Queues] ページに表示されるようにしました。

API の変更

Orchestrator API を利用した場合でも自動化プロセスの効率化をさらに容易に実行できるようにしました。現在Swagger を通じて Orchestrator API のドキュメントを公開しています。こちらをご参照ください。

POST リクエストでは、従来の冗長な 200 番台の OK メッセージだけでなく、新しく作成されたオブジェクトが返されます。また、検証の結果問題が見つかった場合、より詳細なレスポンスコードが返されます。

ロボット単位のアセットを作成する場合、既にプロビジョニングされたロボットに対して行う必要があります。

さらに、バッチログをサポートし、新たに追加されたエンドポイントを通じて利用できるようにしました。大量のログを 1 回のリクエストで送信するのに役立ちます。

セットアップ

Orchestrator インスタンスをさらにカスタマイズできるように、-downloadActivities スイッチをインストールスクリプトに追加しました。これにより、アクティビティフィードをローカルディスクにダウンロードするかどうかを選択できます。

ロボット

異なる種類のロボットを混乱なく正しく使い分けできるように、Free のロボットから NonProduction のロボットと名称を変更しました。詳細については、『Robot ガイド』をご参照ください。

ソフトウェアアプリケーションではログの機能が欠かせません。そこで、それぞれのログメッセージにも端末の名前を追加するようにしました。

RPA の達人となるためにはロボットの動作の仕組みを隅々まで理解することが必要です。そこで、Robot トレイの [Settings] ウィンドウから直接、『Robot ユーザーガイド』にアクセスできるようにしました。

さらに、UiPath Robot の [Settings] ウィンドウのタイトルにロボットのバージョン番号を表示し、ロボットの更新が必要かどうかをいつでも確認できるようにしました。

Studio

[Manage Packages] ウィンドウで、アクティビティパッケージのインストールと更新を行う際のバージョンの選択をサポートしました。パッケージは全てバージョン管理に対応しており、ドロップダウンリストを通じて古いバージョンを使用できるため、自動化のニーズに応じてアクティビティの進化を簡単に確認することができます。こうした動的なバージョン管理と、アクティビティパッケージの幅広いカスタマイズオプションを組み合わせることで、自動化プロジェクトを長期にわたって有効に活用できるという自信が持てるようになります。パッケージは、ユーザーが指定するか、ローカルパックになるか、または Orchestrator のアクティビティフィードを通じてオンラインで取得します。詳細については、『Studio ガイド』をご参照ください。

Java Active Accessibility のサポートを強化し、カスタムの Java コンポーネントに対応しました。アプリケーションでどのような Java UI フレームワークを使用するかに関係なく、より大胆な自動化プロジェクトに取り組むことができます。

Studioの [Help] セクションから、UiPath Academy、最新のオンラインドキュメント、そして、利用可能な全てのリリースノートに直接アクセスできるようにしました。必要なリソースをワンクリックで簡単に参照することができます。もう「探しても見つからない」と悩むことはありません。

アクティビティ

私たちは常にハイレベルな精度を保つことを目指しています。その成果として、より優れたキャンセル処理システムを Orchestrator の全てのアクティビティに導入しました。これにより、キャンセルされた全てのジョブの最終的なステータスが正確かつ意味のあるものになります。

これに関連して、Orchestrator のアクティビティのエラーメッセージについても改善を行いました。

IBM Watson および Microsoft の Text Analysis アクティビティについて、地域のライセンスを購入された方もサポート対象になりますのでご安心ください。詳細については、各社のドキュメント (こちらおよびこちら) をご参照ください。

バグ修正

Orchestrator

  • キューに格納されている項目の数が 200 万を超えていて、最大 100 個のロボットで同時に項目を追加している場合、トランザクションをその参照に従って検索するとエラーが出力されていました。

  • [Dashboard] ページでチャートのラベルが重なって表示される場合がありました。

  • クレデンシャルアセットの作成時にパスワードが切り捨てられる問題を修正しました。パスワードに空白文字を含めることができるようになりました。

  • 開始された全てのジョブが最後まで正常に実行されるようにするために、ジョブ実行中のロボットや、スケジュールに割り当てられたロボットは、ジョブが完了するまで削除できないように修正しました。

  • 書き込みアクセスを許可していないロールが割り当てられたユーザーの場合、[Settings] ページの編集可能フィールドを読み取り専用にするようにしました。

  • データベース内のユーザーについて、Eメール、名、姓の各フィールドが不要になりました。

  • [Users] ページでユーザーを E メールアドレスに基づいてアルファベット順に並べ替えることができないエラーについて、修正しました。

  • [Audit] ページで、空のフィールドが全て「N/A」と表示されるようになりました。これで情報がどこから欠落しているのかを確認でき、情報の追跡が簡易になります。

  • Orchestrator の起動時にエラーから復旧できない問題を修正しました。

  • Orchestrator Azure 環境向けのメカニズムとして、通知の重複、項目の破棄、その他の同様のシステムジョブを防止するアプリケーションサービスを導入しました。

  • Windows 認証を有効にしていてローカルユーザーでログインしようとするときに、無効な偽造防止トークンエラーが表示されていました。

  • 類似のウィンドウ間のさまざまな不一致を修正しました。

  • Add Transaction Itemを使用の際、トランザクションデータに対してアポストロフィ (') を含む文字列を追加しても、エラーは表示されなくなりました。

 

ロボット

ロボットが Orchestrator に接続していて、Orchestrator のアクティビティフィードで既定のパッケージが使用できない場合に、既定のアクティビティパックのインストールが失敗する問題を修正しました。
ロボットに大量のログが存在する場合に、ロボットが応答しなくなり、メモリ不足のメッセージが表示されることがありました。

Studio

[Manage Packages] ウィンドウでアクティビティパックの検索中にフォーカスが失われることがありました。

ワークフローをプロジェクト以外の別のフォルダに保存した場合に読み取り専用になっていました。

新しいバージョンのアクティビティパッケージを packages.config ファイルで指定した場合、旧バージョンがアンインストールされませんでした。

UiPath Studio で複数のバージョンのアセンブリが使用できる場合に、常に最新のアセンブリが使用されていました。

以前にライセンスが付与された Windows 7 端末で、無償版を起動してからアクティベーションエラーをコピーしようとすると UiPath Studio が応答しなくなることがありました。

スクリーンスクレイピングウィザードを使用してデータテーブルを作成した場合に、Column SeparatorNewline Separator の値が Generate Data Table アクティビティの [Properties] パネルに表示されませんでした。

Recording ツールバーの [Element] > [Window] メニューにある [Activate] オプションが、冗長のため削除されました。

同じアクティビティパッケージのインストールとアンインストールを繰り返し実行した場合に、エラーが出力されていました。

インストールディレクトリにある nuget.config ファイルが壊れた場合、Studio ではユーザーのフォルダー %AppData%/Nuget にあるファイルが使用され、その結果パッケージマネージャーの不具合が回避されます。

[Package Manager] ウィンドウを閉じてから再び開いた場合に、まれに Studio が応答しなくなることがありました。

最近使用したアクティビティやお気に入りのアクティビティの数が多い場合における Studio の起動時のパフォーマンスが改善されました。

データスクレイピングウィザードを使用して複数のウェブページを処理した場合に、1 ページ目の列見出ししか正しく表示されませんでした。

Select Item アクティビティで、ドロップダウンリストで検出された全ての項目が正しく表示されませんでした。

UiExplorer の UI Automation Framework で、オートメーション ID を持たないコントロール用に、要素の名前と型を持つセレクターが生成されるようになりました。

Java 1.3 の UI 要素が正しく選択できなくなる問題を修正しました。

アクティビティ

Get Asset アクティビティで、+、/、?、%、#、および & の特殊文字を値として使用できるようになりました。

既知の問題

Orchestrator

Orchestrator v2016.2 を v2017.1 にアップグレードした場合、その後 v2016.2 の Robot サービスを再起動する必要があります。

一意の参照をキューレベルで強制した場合でも、重複する参照 ID が存在することがあります。これは、既存の項目が延期された場合にのみ発生します。

Postpone Transaction Item アクティビティの使用は項目の再試行としてカウントされます。キューワークフローを作成する際はこのことを考慮してください。

参照に含まれている文字の数が 128 文字を超えている場合、Add Transaction Item は、新規に作成された作業項目ではなく既存の作業項目を返します。

UiPath Platform Windows インストーラーの修復機能はサポートされていません。

Internet Explorer バージョン 11.0.9600.17031 では、フォントのダウンロード機能を無効にしている場合に Orchestrator のユーザーインターフェースの一部に問題が起きることがあります。

Studio

[Screen Scraping] ウィンドウの Generate Table 機能を通じて生成された Generate Data Table アクティビティは、スクレイピングしたデータを格納している DataTable 変数を出力しません。

HTTP リクエストをデバッグモードで実行するとエラーが出力されます。この問題を解決するには最大ログメッセージサイズを増やす必要があります。[InstallationFolder]\UiRobot.exe.config ファイルを編集し、下記の行を追加する必要があります。    <binding name="ExecutorServiceBinding" maxReceivedMessageSize="2147483647" receiveTimeout="00:10:00" sendTimeout="00:10:00" /> 

2016.2 版 Studio のインストールの実行にカスタムフォルダーを使用した場合、StudioRobot の実行中に 2017.1 にアップグレードしてもカスタムフォルダーは削除されません。

Windows 10 16.07 Anniversary Update を適用した場合、インストール先の端末のデバイス ID が変更され、その結果 Studio および Robot のライセンスが壊れます。この問題を修正するにはライセンスの再アクティベーションが必要になります。