UiPath社のRPAプラットフォームがCloud PARK「自治体向けRPA配信サービス」で採用

2020年5月8日

~LGWAN上でもRPAの管理機能の提供を本格的に展開~

東京発 2020年5月8日 - ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、本日、京都電子計算株式会社(代表取締役社長:山本忠道、以下「京都電子計算」)のクラウドサービス基盤「Cloud PARK」上で提供される「自治体向けRPA配信サービス」のRPAプラットフォームとして、「UiPath」が採用されたことを発表しました。同サービスは、2020年5月11日に提供が開始されます。総合⾏政ネットワーク(LGWAN)*上で提供されるため、セキュアな環境でサービスを利用することができます。

*LGWAN(Local Government Wide Area Network)とは、各地方公共団体や中央省庁との間の情報交換を目的とした、地方公共団体情報システム機構(J-LIS)が運営する行政専用ネットワークです。インターネットから切り離された閉域ネットワークであり、高度なセキュリティを維持できます。

UiPath社では、ハイパーオートメーションを提唱し、RPAによる企業の働き方改革を支援しています。ハイパーオートメーションとは、RPAとAIや機械学習、その他自動化ツールなどを組み合わせて、エンドツーエンドで自動化する領域を拡大して、企業の可能性を最大限に引き出すための概念と実装方法です。RPA×AIを掛け合わせて利用することにより、企業は自動化を加速度的に進めることができるため、UiPath社では、日本においてRPA×AIの企業利用に積極的に取り組んでいます。

「自治体向けRPA配信サービス」では、各地方公共団体ユーザーが、LGWAN環境を経由したアプリケーションサービス(LGWAN-ASPサービス)として、UiPath社のRPAプラットフォームを利用可能になります。さらに、他のLGWAN-ASPサービス、例えば、 「AI手書き文字認識サービス」のようなAIを活用したサービスと組み合わせて本プラットフォームを利用することで、より高度な自動化を実現することができます。

同サービスでは、Cloud PARK上に配置されたRPA管理ツール「UiPath Orchestrator」の管理機能も利用できるようになります。これにより、管理ツール導入時に通常必要となるサーバー構築が不要となり、短期間でサービスを利用開始することができます。

今回のサービス提供開始に先がけ、京都電子計算では2020年2月~3月にテストユーザーの募集を行い、複数の地方公共団体において、LGWAN-ASP環境で本サービスのPoC(概念実証)を実施しました。

京都電子計算では、今後Cloud PARK上で、より効率的で高度な自動化実現のため、共通部品やパッケージの提供を2021年春頃に予定しています。UiPath社では、京都電子計算とともに、全国の地方公共団体におけるRPAを活用した働き方改革に貢献していきます。

自治体向けRPA配信サービスに関する詳細は、次のページをご参照ください。

https://cloudpark.jp/index.php/services/rpa/

以上

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