UiPath Blog
Summarize:
2021年5月20日にマイクロソフト社より、Internet Explorerデスクトップアプリ提供終了が発表されました。2022年6月16日にはInternet Explorerデスクトップアプリの提供が終了となります。*1
本記事ではInternet Explorerを前提として既に作成されたワークフローを他のブラウザに移行するために役立つ情報について解説します。

法人で Internet Explorer をご利用されている場合は、Internet Explorer ベースの Web サイトやレガシ アプリを組織内でご利用頂いている可能性があります。実際、企業が保有するレガシ アプリの数は平均で 1,678 個と言われています。IE モードを使用すれば、Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了日以降もInternet Explorer ベースで構築されている組織内の Web サイトやアプリをEdge上で利用できます。EdgeのInternet Explorerモードは、少なくとも 2029 年まではサポートされると発表されています。
(*1): 日本時間
(*2): Micsofot Blog「Internet Explorer は Microsoft Edge へ – Windows 10 の Internet Explorer 11 デスクトップアプリは 2022 年 6 月 15 日にサポート終了」より引用https://blogs.windows.com/japan/2021/05/19/the-future-of-internet-explorer-on-windows-10-is-in-microsoft-edge/
Internet Explorerから他のブラウザに移行するにあたり、最初に現状のワークフローの規模、IEを用いている業務アプリケーションの移行プラン、利用形態などについて確認します。 影響度を確認したのち、全体の移行プランを計画してください。

Internet Explorerから他のブラウザにワークフローを対応させるためのマイグレーション作業補助ツールが提供されています。
Browser Migration Toolの画面サンプル

ブラウザーを利用しているセレクターの一部を自動で変換を実施 (例:Internet Explorer → Chrome/Firefox/Edge)
複数プロジェクトに対する一括変換が可能
変更箇所の確認を容易にする、プレビューやバックアップ機能
※本ツールのサポートは、ツールの最新版のみに適用されます。そのため、常に最新版を取得しご利用いただくようお願いいたします。
ブラウザーにより、セレクター要素自体が異なるケース
ダウンロードポップアップやアラートなどのブラウザ標準機能のセレクター
セレクターに変数を利用している一部のケース
このツールは移行対象のブラウザでのワークフローの動作を保証するものではなく、変換後にワークフローが正しく動作しない場合は手動でセレクターの置換(編集)や再取得が必要となります。また、ツール利用後に変換後の.xamlファイルのテストを実施して頂く必要がございます。
(*1):公式ドキュメントページ:https://docs.uipath.com/activities/lang-ja/docs/browser-migration-tool
(*2): ダウンロードリンク:https://download.uipath.com/UiPathBrowserMigrationTool.zip
ブラウザの移行オプションによって、セレクターが修正となる要因が異なります。Edge IEモードへの移行の場合、影響は相対的に小さくなります。

(*1): Edge IEモードはInternet Explorerベースで構築されているアプリケーションをEdgeで表示させるためのEdgeの機能です。
(*2): Edge IEモードのIE11との互換性は当社では保証しかねるため、実際には影響をお客様にてご確認頂く必要がございます。
移行対象のブラウザと各種影響や前提条件は以下のようになります。移行対象ブラウザがEdge IEモードの場合、Browser Migration Toolが作業の補助に役立つ可能性があります。 前提条件として、UiPath Studio/RobotおよびUiAutomationパッケージのバージョンを確認し、必要に応じて製品自体のバージョンアップもご検討ください。

(*1): Microsoft Edge レガシー版はマイクロソフト社によるサポートが終了済み。
(*2): Edge IEモードを使うためにUiPathのEdge拡張機能を利用するにはUiAutomation パッケージ 20.10.5以降が必要です。UiAutomationパッケージ20.10.5以降の利用には、UiPath 20.10以降が必要です。
(*3): Chromium Edge用の拡張機能を利用するには、UiPath 19.10.5以降の場合はUiAutomationパッケージ19.11.3以降、UiPath 20.4以降の場合はUiAutomationパッケージ20.4.1以降が必要です。
移行先ブラウザの種類によって、ワークフロー移行プランも異なります。ワークフロー移行期間中は新旧ブラウザでアプリケーションが稼働することで、ワークフロー移行プランが立てやすくなります。

一般的には、ワークフローは複数の業務アプリケーションを利用しています。ワークフローと、各業務システムの移行プランをマッピングした上で、計画的なワークフロー移行を実施していくことが可能です。

Internet Explorerで利用しているアプリケーションによって、移行対象ブラウザの候補が異なります。

(*1): 日本時間
(*2): Office 365や各種SaaSアプリケーションのEdge IEモードでの動作可否は実際に検証したわけではなく、推測に基づく情報になります。
Internet ExplorerからChromeへの移行を実施
50ほどのワークフローを、手動でセレクター再取得により変換
事前に、主管部にていくつかワークフローに対して移行をテストし、ユーザー部門へ移行におけるノウハウを事前共有することでリスクを軽減
スムーズに移行できるよう、Chrome側の設定を変更
Chrome用拡張機能の導入手順書の作成と展開
Internet ExplorerからChromeへの移行を計画
100を超えるワークフローを移行予定
補助ツール(Browser Migration Tool)の利用を検討
Q: Migration ToolはStudioXのワークフローにも対応していますか。
A: StudioXのワークフローも移行することが出来ますが、移行後の動作検証で想定通りに動作しない場合はワークフローの修正が必要となります。但し、ワークフローのブラウザーアイコンは修正されずに移行前のブラウザとなっているため注意が必要です。
Q: ツールの正式版はいつリリース予定ですか。
A: すでに正式にリリースされています。
Q: ツールに関するサポートをサポート窓口に問い合わせることは出来ますか。
A: 弊社サポート窓口にお問い合わせいただくことができます。サポート対象としては、ツールの最新版のみとなりますので、ご留意ください。
Q: ツールではEdge IEモードの選択肢がありませんが「Destination」として何を選択すれば良いですか。
A: Edgeを選択してください。
Topics:
TroubleshootingTeam, UiPath
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