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UiPathのソリューション本部では、お客様へのご提案や課題解決に向けたサポートなど、主にプリセールス段階での技術支援を担当しています。企業のご担当者や経営者の皆様と直接お目にかかり、営業とともにお客様の問題解決に取り組んでいるほか、パートナー企業様の販売活動を支援する技術サポートも行なっています。
そうした営業プロセスにおける技術支援業務を担っているのが、プリセールスエンジニアです。今回の記事では、UiPathビジネスの中核を担う若手エンジニアにインタビューを行い、UiPathで働くことの魅力や、自身の仕事に対する信条などについて聞きました。
今回インタビューを行なった3名のプリセールス・エンジニアは、比較的若手のメンバーですが、現在ではいずれもUiPathの中核的な業務を担うエンジニアとして、毎日フル回転で活躍しています。
同じプリセールス・エンジニアと言っても、その業務内容は様々です。
セールスコンサルティング第三部に所属するシニアセールスエンジニアの白石絢子は、小売や量販店などのリテール業界のお客様を担当し、営業とともに製品提案を行ったり、技術的な説明を行ったりなど、お客様に対する支援を対面で実施する業務が中心となります。
それに対して、セールスコンサルティング第四部に所属し、テクニカルパートナーマネージャーの肩書を持つ倉永は、パートナー企業の技術的な窓口として、販売活動の後方支援を行っています。
また、シニアセールスエンジニアのMarcinは、特定の製品に特化したスペシャリスト・チームで、自動ドキュメント処理に関する最先端技術を熟知したスペシャリストとして、お客様の担当窓口であるプリセールスを強力にバックアップしています。
ソリューション本部 セールスコンサルティング第三部 シニアセールスエンジニア 白石絢子
UiPathに入社しようと思った理由をそれぞれに尋ねると、その動機も多様でした。
白石は、当社に入社する以前、国内のSlerでシステムエンジニアとしてBPO事業などに携わっていました。しかし、多数の運用オペレーターに依存する業務は、そこで働くスタッフに高い負荷がかかるとともに、コストの大半を人件費が占めていることから、継続的な事業運営に対して徐々に懐疑的になっていったと言います。
「労働力に大きく依存する業務環境において私が何よりも強く感じたのが、働いている人たちがあまり幸せそうに見えないということでした。その当時はちょうどRPAが世の中に広く知られ始めた頃で、自分でも、働いている人たちがもっと幸せになれるようなITの使い方はないものだろうか?と考えていました。そんな時にたまたまUiPathへの転職の話があったのです。システムが人間の仕事を奪うのではなく、人間がもっと重要な仕事に注力できるように自動化を活用すべきだというUiPathの理念に共感した私に、そのお話を断る理由はありませんでした」(白石)
また、倉永とMarcinは、ともに学校を卒業してすぐに当社に入社してきた新卒入社メンバーですが、その経歴は異なります。
倉永は、自分が学校で学んできた技術系の知識を活かせるIT業界への就職を考えており、業界内の様々な企業の情報を集めていましたが、その中で特に興味を惹かれたのが、難しい内容を簡単に扱える技術、さらには人間が本質的なことに取り組める技術を開発しているUiPathのスタンスだったと言います。
またMarcinは、中国および日本の学校で国際学を学んでいましたが、就職先として選んだのは、もともと興味を持っていたIT業界でした。数多くのIT企業について調べてみたものの、内容が難しい製品ばかりで、自分の知識では理解できないようなものたくさんありました。しかし、UiPathの自動化ソリューションは一般人としても非常に実感しやすいものであり、効果を測りやすい製品であると感じたため、迷わず入社を決断したそうです。
ソリューション本部 セールスコンサルティング第四部 テクニカルパートナーマネージャー 倉永康博
入社してから現在までの数年間をUiPathで過ごしてきた中で、その働く環境についてどう感じているかを聞いてみると、3人からは意外にも同じような答えが返ってきました。
倉永は、UiPathには自分で手を挙げれば、それにチャレンジすることができる闊達な環境があると言います。
「自分が挑戦したいと考えたプロジェクトに、ある程度の裁量権を与えられて取り組むことができることが、UiPathで働く上での最大の魅力のひとつだと思っています。自分の判断が全てなので悩むこともたくさんありますが、誰にでも気軽に相談できる雰囲気の職場なので、自分が信じた方向に向かってスピード感をもって進んでいくことができます」(倉永)
Marcinも、UiPathはIT業界の中でも一番働きやすい企業だと思う、と自社の印象を語っています。
「私もビジネスを進める上で同僚や上司に相談することが多いのですが、嫌な顔一つされずにいろいろとアドバイスをもらうことができます。海外の事業所のメンバーともよく連絡を取りますが、日本が重要な市場と位置付けられていることもあって、いつも問い合わせに快く対応してもらうことができています」(Marcin)
また白石も同様に、プリセールスは社内で関わる人間が多いけれども、今まで不親切な社員には一人も出会ったことがなく、UiPathは互いに支え合う文化が根付いた企業だと感じると言います。
「自分で手を挙げれば何でもできるのが当社の良いところですが、決して放置されているわけではありません。上司や先輩からはしっかりと見守られていて、その中で安心して色々なことに挑戦することができます。さらに、常に新しい技術と向き合っている会社なので、世の中で誰もやったことがないようなことにチャレンジする機会も訪れます。失敗する可能性はもちろんありますが、それを学びとして身に付けることが出来るのも、UiPathの魅力の一つではないでしょうか」(白石)
ソリューション本部 セールスコンサルティング第四部 シニアセールスエンジニア Marcin Wrobel
プリセールス・エンジニアとして活躍する3人に、その仕事の魅力や面白さについて聞いてみると、それぞれから三者三様の意見が述べられました。
ドキュメントの自動処理に特化して製品のプリセールス活動を行っているMarcinは、現在企業ではChatGPTをはじめとする生成AIを使うことが多くなっているが、そうした技術をどう使いこなしていくかが今後の大きな課題となっていくだろうと話します。
「今は生成AIにも多様な製品が登場していますが、それぞれの特徴を知った上で、自社が求める要求に最も合ったツールを利用することが重要です。私たちプリセールス・エンジニアは、そうした側面でお客様をサポートすると同時に、これから実用性が急速に高まっていくエージェンティックオートメーションなどの最新技術を現場ですぐに活用いただけるよう、様々な提案を行っていかなければなりません。自分の創造力を活かしてチャレンジしていく仕事ですが、私はそれがとても面白く、魅力的だと感じています。自分で考えて切り開いていくことが好きな人には向いている仕事だと思います」(Marcin)
担当するお客様を対面でサポートする白石は、お客様に製品を購入いただくことがプリセールス・エンジニアの仕事ではあるが、その製品の導入が誰のために役に立っているかを常に意識することを大切にしていると言います。
「売れれば何でもいいというわけではなく、お客様と誠実に向き合って提案するのが、私たちプリセールスの基本だと思っています。そうしたプロセスを経てお客様に喜んでいただけることがこの仕事の最大の喜びであり、自分たちの努力でお客様に貢献することができれば大きな満足感を得ることができます。そのためには、ものすごいスピードで進化してい生成AIそしてAIエージェントの技術に遅れることがないよう、しっかりキャッチアップしていくことが重要ですし、それが自分の成長にもつながっていくのだと思います」(白石)
パートナー企業の支援を一手に担っている倉永は、プリセールス・エンジニアはありとあらゆる最新技術に関する知識を幅広く吸収していけるところが面白いし、スピード感も必要とされるとても刺激的な仕事だと考えています。
「パートナー企業様もその規模や得意とする領域によってニーズは様々ですが、AIと自動化技術を主軸として、パートナーの皆様と対話しながら色々なテクノロジーを連携させて問題を解決していくことは、エンジニアとしてとてもエキサイティングであり、やりがいのある仕事だと思います。そうした日々の業務で私が大切にしているのは、とにかくお客様にワクワクしていただくことです。そのためには、お客様が取り組まれているプロジェクトを心からリスペクトし、自分も一緒になって楽しむことが必要だと思っています」(倉永)
UiPathのプリセールス・エンジニアたちは、これからもそれぞれが持つ創造力を駆使して、お客様の問題解決に全力で貢献していくことで、生成AIそしてAIエージェントの最先端で進化し続けています。
Japan, UiPath
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