UiPath社、CrowdStrike社とのパートナーシップを発表業界初となる統合により、ロボット主導プロセスのセキュリティを強化

2021年10月11日

CrowdStrike Falconプラットフォームの力をRPAの領域にまで広げ、他の追随を許さない卓越した機能で、エンタープライズ環境の保護能力と対応速度を強化

本資料は、米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文:https://www.uipath.com/newsroom/crowdstrike-uipath-secure-robot-led-processes

米国ニューヨークおよびカリフォルニア発2021年10月5日 -ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニーの米UiPath(ユーアイパス)社およびクラウドベースのエンドポイント/ワークロード保護におけるリーディングカンパニーのCrowdStrike社は本日、両社がパートナーシップを結び、UiPath Robotic Process Automation(RPA)プラットフォームおよびCrowdStrike Falcon®プラットフォームによって、新たなレベルのセキュリティ保護と可視性を提供することを発表しました。

UiPath社およびCrowdStrike社は、それぞれの分野におけるリーダーであり、RPAベンダーとエンドポイントセキュリティベンダーが協業するのは、今回が初めてのことです。両社は、エンドポイントセキュリティをRPAにまで広げ、完全な可視性を実現して保護能力と応答速度を向上させるために協力します。このパートナーシップにより、両社共通のユーザーは、さまざまなイベントと元のプロセスを関連付け、CrowdStrikeによってUiPath環境における脅威の特定、調査、修復を実行および加速させることができる、かつてない機能を活用できるようになります。

RPAによって、人間がデジタルシステムやソフトウェアとやり取りする行動を再現する「ロボット」を簡単に構築、展開、管理できるだけでなく、スケール、スピード、安定した一貫性によって、ビジネスの生産性が向上し、デジタルトランスフォーメーション(DX)が加速されます。自動化では、人手が介入することなく、速さと一貫性をもってさまざまなタスクを実行できるようにするために、システムへのアクセスと適切な権限が必要となります。UiPathプラットフォームのセキュリティ能力は、広く認められている複数の基準によって証明されていますが、CrowdStrike社との統合によって、高い信頼性の自動化環境を確立して、より大きな権限をRPAに与え、基幹システムおよびデータへアクセスできるようにし、ビジネスのレジリエンスが高めることが可能となります。

CrowdStrike社とUiPath社の統合により、人の手によるものなのか、ロボットによるものなのかに関係なく、脅威となるアクティビティを自動検出し、セキュリティチームに環境全体を通じたリアルタイムの可視性を提供しながら、プロアクティブに対応することが可能になります。また、RPAが開始したプロセスと人間が開始したプロセスを簡単迅速に区別する能力によって、環境全体に対するリアルタイムの可視性をセキュリティチームに提供するため、セキュリティチームは、脅威への対応、インシデントの調査、修復などをプロアクティブに実行することができます。

このパートナーシップは、両社のユーザーに以下を提供します。

  • 強化された保護環境:業界初となるパートナーシップが実現したことで、マルウェアから国家レベルの高度なステルス攻撃まで、他の追随を許さない広い範囲をカバーし、あらゆる種類の攻撃からの防御を実現します。完全なEDR(エンドポイントの検出と対応)機能が、RPAプロセスで発生するイベントを含めて未加工のイベントを取り込むので、サイレント障害を防止し、ユーザー組織の強力なセキュリティ態勢に自動化を組み込むことが可能になります。

  • 完全な可視性:セキュリティ部門は、自社で使用しているより多くのシステムへの可視性を確立し、特に関連するロボットのアクションに対して、質の高いインサイトを得ることができます。また、状況依存型の豊富なテレメトリーにより、自社環境における攻撃をより深く理解して、ビジネスの俊敏性を損なうことなく、インシデントの調査と対応に要する時間と手間を減らすことができます。

  • 効率の向上:UiPath社とCrowdStrike社の緊密な統合により、エンドポイントイベントに状況依存型の豊富なRPA詳細情報が加えられるので、エンタープライズ環境全体にわたる検出と調査を単一のコンソールで合理化するとともに、細かいレベルでターゲットを絞った対応をより迅速に行うことで、インシデント発生時のビジネス継続性を確保します。また、これと同じ軽量のFalconエージェント、管理コンソール、クラウドネイティブアーキテクチャによって、セキュリティに伴うさまざまな処理も簡素化されます。

CrowdStrike 社のCPO(最高製品責任者)、アモル・クルカルニ(Amol Kulkarni)氏は、次のように述べています。「当社とUiPath社は、潜在的なリスクを軽減しながら、ロボット主導のアクティビティに対するセキュリティ部門の可視性を高める比類ない能力を共同で提供します。エンタープライズ企業のテクノロジーで自動化が中核的な役割を担うようになり、さまざまな脅威からの保護がますます複雑さを増している中、両社のお客様のセキュリティ態勢を強化することは、お客様のビジネスの成果にも、プラスのインパクトをもたらすでしょう」

UiPath社の製品およびエンジニアリング担当エグゼクティブバイスプレジデント、テッド・クマート(Ted Kummert)は、次のように述べています。「RPAは、より多くのプロセスを自動化するために、エンタープライズ環境全体に広がっており、企業が保護すべき基本的な運用資産になっています。一方、自社、顧客、従業員の安全を守るという課題の重要性は、日々高まっています。このパートナーシップを基盤に、業界をリードするCrowdStrike社のクラウドベースのセキュリティテクノロジーを統合することで、お客様は、実装が簡単で卓越したセキュリティ性を備えたエンドツーエンドの自動化プラットフォームならではのメリットを活用できるようになります」

以上

CrowdStrike社について

CrowdStrike® Inc.(Nasdaq:CRWD)は、サイバーセキュリティのグローバルリーダーであり、セキュリティ侵害を阻止するためにゼロから構築したエンドポイント・ワークロード保護プラットフォームにより、クラウド時代のセキュリティを再定義しています。CrowdStrike Falcon®プラットフォームは、軽量なシングルエージェントによるアーキテクチャで、クラウドスケールの人工知能(AI)を活用し、リアルタイムで組織全体の保護・可視化を提供するとともに、ネットワーク内外でエンドポイントに対する攻撃を防止します。独自のCrowdStrike Threat Graph®を採用したCrowdStrike Falconは、世界で最も高度なセキュリティデータプラットフォームのひとつとして、世界中から取得した約週6兆件のエンドポイント関連イベントをリアルタイムで相関分析しています。

CrowdStrikeが提供するクラウドネイティブのFalconプラットフォームは、お客様の環境の保護機能とパフォーマンスを高め、短期間で価値を提供します。

CrowdStrikeについて覚えておいていただきたいことはただ1つですー「We Stop Breaches」

Falcon Prevent™の無料トライアルが可能です。

詳細はこちら: https://www.crowdstrike.jp/

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UiPath社について

UiPath(NYSE:PATH)は、より多くの人々が、より創造的、協調的、戦略的に働けるよう、あらゆる知的業務をレベルアップさせることをミッションとしています。AIを搭載したUiPath Business Automation Platformは、最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと、エンド・ツー・エンドのプロセスを理解、自動化、運用する機能群を組み合わせ、これまでにない迅速な価値創造を可能にします。刻々と変化する時代を生き抜くためにさらなる進化が必要な組織にとって、UiPathはThe Foundation of Innovation™(イノベーションの基盤)としての役割を果たします。

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