UiPath社、ポリプラスチックスの業務改革を支援

2020年4月24日

~年間3,700時間の業務削減を実現し、海外事業拡大のための競争力強化に貢献~

東京発 2020年4月24日 - ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、本日、ポリプラスチックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:塩飽俊雄、以下「ポリプラスチックス」)が、経理部門をはじめとするバックオフィス業務に「UiPath」を導入し、同社の業務生産性の向上に寄与したことを発表しました。今後、同社では、RPAの活用を物流関連部門や工場をはじめ、ポリプラスチックス海外拠点でも展開していく予定です。

UiPath社では、日本企業の競争力強化に貢献するため、ハイパーオートメーションを推進しています。ハイパーオートメーションとは、RPAとAIや機械学習、その他自動化ツールなどを組み合わせて、エンドツーエンドで自動化する領域を拡大して、企業の可能性を最大限に引き出すための概念と実装方法です。ハイパーオートメーションを利用することで、企業は、自動化対象になる業務の選定から、最終的な分析、ROI測定に至るまで行うことが可能になり、企業全体における自動化を推進することができます。

ポリプラスチックスは、エンジニアリングプラスチック専業メーカーとして1962年に創業し、ポリアセタールや液晶ポリマー領域では、世界でもトップシェアを誇る企業です。同社は、世界シェアNo.1の主力製品群をベースに継続的な成長を遂げており、2012年頃からは、それまで主体としていたアジア市場に加えて、欧米市場へビジネス拡大を進めています。しかし、海外事業を拡大していく過程で、人的リソースを増強する対応は難しく、従業員一人ひとりの生産性をいかに向上させるかが喫緊の課題となっていました。

そこで、同社では2018年8月に課題解決に向けた組織「業務合理化チーム」を設置し、各種セミナー出向や情報収集活動の中で着目したのが、RPAによる業務の自動化です。数多あるRPA製品の中から、UiPathが選定された理由として、同社では、

  1. ワークフロー開発の容易さ

  2. 性能の高さ

  3. Excelとの親和性

  4. グローバル規模でのサポート体制

を挙げています。また、海外拠点への展開も視野に入れ、海外拠点の基幹システムの一部に利用されているSAPとの親和性や、同システムと連携した自動化に役立つ共通部品が充実している点も高く評価されました。

UiPathの導入決定後、ポリプラスチックスでは社内各部署から招集されたメンバーにより、ワークフロー開発を行うためのプロジェクトが立ち上がりました。プロジェクトのチームメンバーはExcelのマクロやVBAの経験はあるものの、ワークフロー開発の専門スキルを持ち合わせているわけではありませんでした。そうした中で、あるメンバーが開発したワークフローを、他のメンバーが確実に改修、メンテナンスしていけるような体制を構築していきました。この体制のもと、UiPathを導入した経理部門の「月次会計資料作成業務」など、バックオフィス業務では年間3,700時間程度の工数削減を実現し、適用した業務部門での残業時間削減に寄与しました。

今後、ポリプラスチックスでは、これまでの主たる適用対象だったバックオフィス部門だけではなく、物流関連部門、工場、研究開発業務など、より広範な領域へとUiPathの活用を広げ、海外拠点への展開も見据えています。UiPath社では、日本企業のグローバル展開におけるRPAを活用したデジタルトランスフォーメーションに貢献していきます。

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UiPath社について

UiPath(NYSE:PATH)は、より多くの人々が、より創造的、協調的、戦略的に働けるよう、あらゆる知的業務をレベルアップさせることをミッションとしています。AIを搭載したUiPath Business Automation Platformは、最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと、エンド・ツー・エンドのプロセスを理解、自動化、運用する機能群を組み合わせ、これまでにない迅速な価値創造を可能にします。刻々と変化する時代を生き抜くためにさらなる進化が必要な組織にとって、UiPathはThe Foundation of Innovation™(イノベーションの基盤)としての役割を果たします。

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