UiPath、「IDC MarketScape: Worldwide IDP 2023-2024 Vendor Assessment」で「リーダー」に選出

2023年11月20日

本資料は、米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文:https://www.uipath.com/newsroom/uipath-named-leader-in-idc-marketscape-idp 

米国ニューヨーク発2023年11月9日エンタープライズ自動化ソフトウェアのリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社は、本日、IDC社の「IDC MarketScape: Worldwide Intelligent Document Processing (IDP) 2023-2024 Vendor Assessment」レポート※において「リーダー」に選ばれたことを発表しました。今回が初となる同レポートは、構造化データ、半構造化データ、非構造化データ文書からの情報の分類・抽出を目的として、光学文字認識(OCR)、コンピュータビジョン、自然言語処理(NLP)、機械学習/ディープラーニングなどのAI技術を分析しています。

同レポートは、次のように述べています。

「UiPathは、AI搭載の自動化プラットフォームとして成功を収め、さまざまな市場でリーダーシップを発揮しており、新規および既存の顧客がより広範な自動化ワークフローへのドキュメントの統合を目指すなかで、成長を獲得するための絶好のポジションを獲得しました」

IDC社のコンピュータビジョンAIツールおよび技術調査プログラム担当調査ディレクターであるマット・アーキャロ(Matt Arcaro)氏は、レポート内で次のように述べています。

「UiPathは、IDPポートフォリオの専門的な強み、機能性、適用範囲を構築および拡大するために、数年という短期間で飛躍的に進歩しました。このモジュール化され、ますます統合されたUiPathのポートフォリオには、Document Understanding、Communications Mining、Business Automation Platformが含まれており、IDPの活用を試み、学習し、拡大しようとするあらゆる組織にとって、UiPathは選択肢として検討すべきベンダーです」

AIを駆使して競争優位性を得たいと考える、すべての企業、組織にとって、UiPathのみが自動化からAIの革新的な力を運用可能にします。UiPathは、日常業務にインテリジェンスをシームレスに統合し、すべての知的業務を自動化し、従業員をレベルアップさせ、AIを活用して業界全体に革命を起こすことができます。

UiPathは、あらゆる企業があらゆる場面で自動化を通して生成AIや特化型AIのメリットを活用するための、資産データ、プロセスインテリジェンス、プラットフォームを有しています。

特化型AIは、組織のデータを使って訓練され、固有のニーズに合わせて最適化されるため、より正確でカスタマイズされたソリューションを実現できます。一方、生成AIは、非構造化データを抽出し、モデル訓練時間を大幅に短縮することで、IDP導入のTime to Value(価値創出までの時間)を短縮するために利用できます。

UiPathの最高製品責任者であるグラハム・シェルドン(Graham Sheldon)は次のように述べています。

「UiPathは、AI搭載の自動化でどのようなメリットが得られるのか、お客様からご相談をいただいており、今後もお客様のAIに対するニーズを満たすためにプラットフォームを進化させていきます。今年のIDPベンダー評価レポートでリーダーに選出されたことにより、UiPathがオープンかつ柔軟なエンタープライズ向けのビジネス自動化プラットフォームを持ち、同分野のリーダー企業になるという取り組みを強化しています」

UiPathには、IDPに関連する以下のようなAI機能があります。

  • Document Understanding:AIを活用したドキュメント分類とデータ抽出により、さまざまな種類のドキュメントやユースケースに対応します。UiPath Business Automation Platformの一部であるDocument Understandingは、財務、カスタマーサポート、人事、調達、営業など、組織全体におけるドキュメント集約型プロセスをエンド・ツー・エンドで自動化します。

  • Communications Mining:AIがメッセージから意図、文脈、データを抽出し、自動化につなげます。ビジネスコミュニケーションに関して、AIに基づく洞察を提供し、お客様が自社の顧客や従業員に提供するサービスを追跡し、継続的な改善を支援します。

  • 生成AIと機械学習(ML)コネクタ:OpenAIコネクタとMicrosoft Azure Open AIコネクタを使用すると、予測テキスト補完やチャット補完など、生成AIのChatGPT機能が利用できます。その他の生成AIコネクタとして、Amazon SageMaker、Amazon Bedrock、Anthropic、Google Vertex AIがあります。UiPathの生成AIコネクタによって、PaLM2、Jurassic、Titan、Falcon-40B、Claudeなどの大規模言語モデル(LLM)に直接アクセスできます。

  • AI Computer Vision:UiPath AI Computer Visionは、多様で動的なユーザーインターフェイスを読み取り、解釈し、対話するための業界をリードする機能を提供します。AI Computer Visionを利用することで、UiPathはデータ入力の自動化やアプリケーションからの情報抽出など、画面ベースの対話を伴うタスクの自動化を強化します。

  • Clipboard AI – 高度なAIとDocument Understandingのモデルを使用して、コピー/ペーストの手間を省き、AIの力をすべての人にもたらす、デスクトップツールです。

また、UiPathは今年5月に、Everest Group社の「Intelligentatrix® Assessment 2023において、初めて「リーダー」に選ばれ、かつリーダー部門で唯一の「スター・パフォーマー」として評価されたことを発表しています。

「IDC MarketScape: Worldwide Intelligent Document Processing 2023-2024 Vendor Assessment」レポート(抜粋版)は、こちらからご覧いただけます。

※「IDC MarketScape: Worldwide Intelligent Document Processing 2023-2024 Vendor Assessment」(IDC #US49988723、2023年11月)

IDC MarketScapeについて

IDC MarketScapeは、特定市場におけるICT(情報通信技術)サプライヤーの競争力の適応度を把握できるベンダー分析モデルです。調査方法として、定量的および定性的な評価基準に基づいた厳密な採点手法を用いています。調査結果は当該市場における各ベンダーの位置付けを示す、1つのグラフィックスによって図示されます。IDC MarketScapeは、ICTベンダーの製品とサービス、ケイパビリティ(製品/サービス提供能力)、戦略、さらには現在および将来の市場における成功要因を比較可能とした明確なフレームワークを提供します。ITバイヤーはこのフレームワークを利用することによって、ICTベンダーの強みと弱みを包括的に把握することができます。

UiPath社について

UiPath(NYSE:PATH)は、より多くの人々が、より創造的、協調的、戦略的に働けるよう、あらゆる知的業務をレベルアップさせることをミッションとしています。AIを搭載したUiPath Business Automation Platformは、最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと、エンド・ツー・エンドのプロセスを理解、自動化、運用する機能群を組み合わせ、これまでにない迅速な価値創造を可能にします。刻々と変化する時代を生き抜くためにさらなる進化が必要な組織にとって、UiPathはThe Foundation of Innovation™(イノベーションの基盤)としての役割を果たします。

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