近日公開:Orchestratorの新しいユーザー・インターフェース(UI)について

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本記事は、UiPath米国本社が発表したUiPathフォーラムの投稿を翻訳したものです。

 2016年に最初にUiPathOrchestratorをリリースしてからこれまで、多くの改善をしてきました。UiPathの製品ラインナップは大幅に拡充しました。Orchestratorを含む各製品の機能は、さらに劇的に拡張されています。また大変光栄なことに、UiPathは世界でRPAのリーディングカンパニーになりました。

 また、これまで変わってこなかった部分もあります。 そのうちの2つが、お客様主導の製品開発へのコミットメントであり、Orchestratorのユーザー・インタフェース(UI)です。 これまでにも、多くの機能が追加されるたびに、OrchestratorのUIは進化してきましたが、お客様が管理するロボットが比較的少数だった当初と比べ、現在では、お客様それぞれの環境で日常的に何千ものロボットを実行しています。 そのため、大規模なエンタープライズ環境においても、数台のロボットとStudioで小規模にスタートする場合においても、可能な限り直感的にOrchestratorをご利用いただくため、このたびUIの変更をいたしました。 

今回のUI変更におけるハイライト

他のすべてのリリースと同様に、新しいUIが最初にロールアウトされる際には、すべてが文書化されます。また、このUI変更はまず、UiPath Automation Cloudにおいて、オプションでプレビュー版を提供します。 今回は、いくつかの主要な変更点をご紹介いたします。基礎となる機能の多くは変更されないものの、新しいナビゲーションレイアウトによって、すべての方により簡単に使っていただけるようになりました。

テナントとフォルダーのナビゲーション

最初に、すべてのものを1つの原則に基づいて統合しました。ほとんどの場合、Orchestratorでの操作はテナント・ベースかフォルダー・ベースのどちらかであるため、トップ・レベルでグルーピングをそれにならって変更しました。そして、どちらを使用しているかが、常に明確にわかるようになっています。

UI1

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UI2

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*これらの画面はイメージであり、実際と異なる場合があります。 これまで、新しい機能を追加したときにも、常に論理的な構造に配置してきましたが、必ずしも最善な構造ではありませんでした。 今回の更新によって、プロセスから監査設定までのすべてのメニューが、より一貫性のある場所に配置され、すばやくアクセスできます。

 

コンテキストフォルダセレクター

テナントやフォルダーのツリー・ビューで混乱したことはありませんか?

新しいUIにおいては、Orchestratorのトップ・バーにあるフォルダー・セレクターにより、表示が明でわかりやすくなりました。 新しいUIでフォルダーモードに入ると、「マイフォルダー」には、常にフォルダーツリー内の場所と変更内容を表示する、直感的なセレクターがあります。 最小化表示もできますが、フォルダーで作業する場合は、常に現在の位置を一目で確認できます。

UI3

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左上のメニュー

新しいUIでは、画面操作時間を激減させることはできないかもしれませんが、メニュー構造を通じて効率的で直感的な操作をすることができます。

左上のテナントかフォルダーを選択し、右側に表示されるメニュー・ファンクションを選択すると、そのすぐ下に関連するサブメニューをそのまま選ぶことができます。

UI4 

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UI5

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UI変更のスケジュールについて

UI変更の改善には、もちろん運用上の影響も伴います。 そこで、クラウド環境から新しいUIをロールアウトし、完全移行する前にすべてのユーザーに新しいUIをお試しいただけるように計画をしています。 

数週間後には、Automation Cloudにおいてコミュニティ版のユーザーが新しいUIを試すかどうか選択するオプションが実装されます。 その更に数週間後、クラウド環境でエンタープライズ版をお使いのユーザーに対しても同じオプションが表示されます。 その後、また数週間して、すべてのクラウド版Orchestratorが新しいUIに変更されます。

その頃には、クラウド版をご利用のお客様が、新しいUIを自然に操作いただき、気に入っていただけると信じています。 また、もちろん、2020年の10月にオンプレ版に実装される前にプレビュー版で新しいUIを体験されたいというお客様も、コミュニティ版またはエンタープライズ版のクラウドアカウントを無料で作成しお試しいただくことができます。

この新しく、より便利になったUIをお客様にお届けできることを嬉しく思います。

この変更はお客様からのフィードバックを製品開発に反映させた結果であり、今後もプレビュー版をお試しいただいたお客様からのご意見をお待ちしております。

UiPathをご利用いただきありがとうございます。

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Toshihide Omori

Evangelist, UiPath