2020年11月27日
~14業務で従来の約90%に相当する年間合計2,300時間以上の業務時間を削減見込み~
東京発2020年11月27日 - ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社の日本法人であるUiPath株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柘植一郎、以下「CTC」)が、同社の社会インフラ本部において、RPAプラットフォーム「UiPath」を活用した業務自動化に取り組み、年間2,300時間以上を削減見込みであることを発表しました。
CTCの社会インフラ本部は、公益企業を中心にお客様のITライフサイクル全般を支援するトータルなITサービスを提供しています。同本部では、業務効率化と、それによるお客様接点の拡大をめざして、2019年4月にUiPathを活用した業務自動化プロジェクトを開始しました。本プロジェクトは、営業部門主導で進められ、28業務に関して自動化の検討が行われました。検討段階で業務担当者への詳細ヒアリングを行った結果、最終的に14業務を自動化対象として、2020年3月までにワークフローの開発・実装・テスト・改修が行われました。CTCでは、今回の業務自動化によって、対象業務に費やす時間が年間約2,500時間から約180時間へと、90%以上削減されると試算しています。
今回のプロジェクトでは、基幹システムと連携した業務の自動化も複数行われました。例えば、お客様との保守契約期間の管理は、これまで各営業担当が基幹システムでチェックしていましたが、保守契約期間に関する情報を定期的にチャットツールに自動通知させる仕組みを構築しました。これによって、保守契約管理を効率的かつ正確に実行できるようになり、お客様へのサービス品質の向上につながりました。
今回開発した自動化ワークフローの本格的な運用は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言下の2020年4月に開始されました。原則すべての従業員が在宅勤務の中での本格運用開始となりましたが、CTCでは2020年3月に最新のVDI(仮想デスクトップ)環境整備を完了していたことで、運用管理面でも問題なく進行できました。
今後は、さらにRPAを適用できる業務の検討を進めていくとともに、UiPath社のダイヤモンドパートナーでもあるCTCでは、今回の社内プロジェクトで培った知見やノウハウを生かし、これまで以上にお客様に寄り添う営業・提案活動を展開していきます。
以上
UiPathはUiPath社の米国およびその他の国における商標です。また、すべての製品名および会社名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。これらの名称、商標およびブランドの使用は、承認を意味するものではありません。
UiPath(NYSE:PATH)は、より多くの人々が、より創造的、協調的、戦略的に働けるよう、あらゆる知的業務をレベルアップさせることをミッションとしています。AIを搭載したUiPath Business Automation Platformは、最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと、エンド・ツー・エンドのプロセスを理解、自動化、運用する機能群を組み合わせ、これまでにない迅速な価値創造を可能にします。刻々と変化する時代を生き抜くためにさらなる進化が必要な組織にとって、UiPathはThe Foundation of Innovation™(イノベーションの基盤)としての役割を果たします。
株式会社アクティオ(UiPath株式会社広報代行)E-mail : uipath@actioinc.jp
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