「State of the RPA Developer Report 2021」調査で、オートメーション業界の勢いが明確に
RPA課程を履修した学生の82%が、正社員としてRPA分野で働くことを希望
本資料は、2021年6月16日に米国で発表されたプレスリリースの翻訳版です。
ロボティック・プロセス・オートメーション(Robotic Process Automation 以下「RPA」)ソフトウェアにおけるリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社は本日、『UiPath DevCon』において、「State of the RPA Developer Report 2021(2021年RPA開発者概況レポート)」を発表しました。同レポートでは、RPA分野におけるキャリアの選択肢が急拡大していることに加え、RPA開発者が、自らの将来および自動化が社会にもたらすインパクトについてどのように考えているのかということが、明らかになりました。
本調査で、自分のキャリアに満足していると回答したRPAプロフェッショナルは、97%に上ります。このうち「非常に満足している」割合は、前年の51%に対して63%で、この1年間のビジネスを取り巻く混乱にも関わらず、RPA開発者が前向きに仕事に取り組んでいる様子が浮かび上がっています。また、87%の開発者が、RPAは社会にプラスのインパクトをもたらすと考えていることも明らかになりました。
「State of the RPA Developer Report 2021」調査は、世界1,000人以上のRPA開発者を対象に2021年4月に実施されました。調査で明らかになった主な結果は、以下のとおりです。
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RPAは急成長している有望な分野で、転職も比較的容易である。
92%のRPAプロフェッショナルが、今後5年間、RPA業界には非常に大きな成長の可能性があるとしています。採用状況も依然好調で、今後1年間に自社がRPA開発者を追加で採用する見込みであるとした回答者は、昨年の70%に対して77%でした。自身にとってRPAは社会に出て最初の専門職であるとした回答者は35%でしたが、RPAに魅力を感じているのはこのような新しい人材だけではありません。他のソフトウェア開発分野から転職してきたRPA開発者は全体の3分の2に上り、以前はビジネスアナリストだったという回答者は21%でした。RPA開発者の半数が、他分野からRPAへの転職は簡単だったと回答しています。 -
RPAは多様なソフトウェア開発分野である。
RPAプロフェッショナルの86%が、RPAは多様性に富んでいる、または少なくとも他のソフトウェア開発分野よりも多様であると回答しています。ジェンダーおよび年齢の多様性(ダイバーシティ)が改善されているいくつかの兆候が見られ、本調査に回答したRPAプロフェッショナルの20%が女性で、半数が30歳以上でした。また、今後の明るい展望として、今年は初めて学生に対する調査も行いましたが、卒業後にRPAの仕事を考えているとした学生の割合は82%に上り、RPA関連テクノロジーへの関心の高さを示しているとともに、RPAが意義ある仕事であるという信念を持っていることが明らかになりました。 -
開発者はこの分野で仕事を続けたいと考えている一方で、多くが新しい仕事を探しているか、新たな仕事に対してオープンである。
RPAプロフェッショナルの80%が、新しい職を探しているか、新たな機会に対してオープンであると回答しています。ただし、これらの求職者の大部分(75%)は、RPA分野に留まりたいと回答しています。転職を希望する理由として最も多かったのは、キャリアップのため(78%)、収入アップのため(78%)、新しいスキルを学ぶため(76%)でした。 -
他の多くの人々と同じように、RPAプロフェッショナルも、今年は勤務形態が変化した。
回答者の85%が在宅勤務を開始し、大部分は現在もその状態が続いています(2021年4月現在)。開発者の90%が、少なくともしばらくの間は在宅勤務を希望している一方で、リモートワークに慣れていない開発者は、オンとオフの切り替えが難しい(47%)やコラボレーションが難しい(46%)といった課題に直面しています。
UiPath社の学習担当シニアバイスプレジデントのトム・クランシー(Tom Clancy)は、次のように述べています。「自動化は、企業が顧客へより良いサービスを提供し、より俊敏でレジリエンスのある企業になるための非常に大きな可能性を呼び起こしています。このような背景から、自動化という分野が、あらゆるバックグラウンドとスキルレベルの人々に向けた新たな職種カテゴリーとして広がりつつあります。自動化の分野でダイバーシティと充実したキャリアの両方が成熟しつつあることは、非常に喜ばしいことです。当社は、無償の教育リソースや研修プログラム、またUiPath DevConのようなコミュニティイベントを通じて、将来働く場で成功するためにRPAのスキルを身に付けたいというすべての人のエンパワメントにコミットしています」
UiPathでは6月15日(火)から7月16日(金)にかけて日本の開発者向けに「UiPath Developer Conference 2021」をオンラインで開催しています。UiPathの実践的な技術・活用ノウハウの解説をはじめ、課題解決の事例紹介やライブでのQ&Aなど多様なセッションをご覧いただけます。参加登録はこちらから。
本レポートは、こちら(英語)でダウンロードすることもできます。またUiPath Communityに参加することで、UiPath社が提供している無償のRPAコースの受講、新しいジョブボードの閲覧、同僚とのコミュニケーションを図ることなどができます。
以上
UiPath社について
UiPath社は、企業が自動化によって持てる力を最大限に発揮する「Fully Automated Enterprise™(完全に自動化したエンタープライズ)」の実現というビジョンを掲げています。その実現のため、UiPath社は最先端のロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)ソリューションと一連の技術を組み合わせた、エンドツーエンドの自動化プラットフォームを提供しています。このプラットフォームにより、あらゆる企業・組織はデジタルビジネスオペレーションを急速に拡張することが可能になります。
日本法人は2017年2月に設立されました。すでに金融機関、製造業、流通業や自治体など幅広い業種、業態のお客様にご利用頂いております。
また、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)に関する国際規格『ISO 27001』の認証を取得しています。
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本件にかかるお問い合わせ:
UiPath株式会社
米島、大谷 E-mail: pr.japan@uipath.com
共同ピーアール株式会社(UiPath株式会社 広報代行)
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