信州大学とUiPath、業務自動化推進に関する協定を締結~リスキリングや医療従事者の働き方改革を通じ、長野県内における地域貢献を目指す~

2022年4月25日

国立大学法人信州大学(本部:長野県松本市、学長:中村宗一郎、以下「信州大学」)と、エンタープライズ自動化ソフトウェアのリーディングカンパニー、UiPath(ユーアイパス)株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:長谷川康一、以下「UiPath社」)は本日、リスキリングや医療従事者の働き方改革を通じた地域貢献を目指し、業務自動化推進に関する協定を締結したことを発表しました。

2006年の教育基本法の改正で、大学の果たすべき第三の使命として、「教育」「研究」に加え、「社会貢献」が追加されました。以後、少子高齢化の進行と昨今のコロナ禍も相まって、地方大学が地域社会の中で果たす「社会貢献」の重要性は、ますます高まっています。現代の大学は、「知」の創造だけでなく、イノベーションのハブとして、地域社会の振興を担う必要があり、その継続には強固な経営基盤が不可欠です。

このような背景により、信州大学では、2030年までを見据えた「VISION 2030」にて掲げるシナリオの一つ、「あらゆる変化に柔軟に対応できる大学運営の推進」の一環として、大学経営の高度化(DX、働き方改革)に注力しています。この     4月にDX推進体制の強化を目的として「信州大学情報DX推進機構(以下「DX推進機構」)」を発足させ、そのなかで大学内における業務改革・人材育成の両面においてRPA・AIを用いたDX人財育成が重要だという判断に至りました。

信州大学は、DX推進機構のなかで「DX推進センター」を個別に設け、下記をテーマに大学・大学病院内の業務改革を推進していきます。

  1. RPA・AI基盤の構築

  2. DXスキル人材育成

  3. デジタル業務改善

今回、UiPath社と業務自動化推進に関する協定を締結することにより、RPAをはじめとしたDX推進ノウハウの共有や、教育カリキュラムの共同開発および人材育成の共同推進、人材交流などを通して、地域社会におけるDX推進に幅広く貢献

します。具体的には、下記の 3分野において注力します。

1) 教職員等のRPA・AIを通じたリスキリングによる職務内容の高度化

2) 医学部附属病院における医療従事者の働き方改革の推進

3) デジタル人材育成を通じた地域活性化の推進

UiPath社は今回の協定にて、信州大学のアドバイザーに就任しました。今後は自動化プラットフォームの提供、開発支援の枠にとどまらないAI活用の共同研究や教育プログラムの共同開発を通し、これまで以上に信州大学の業務改革を支援していきます。

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調印式(2022年4月25日実施)の様子 向かって左から、UiPath株式会社 代表取締役CEO 長谷川 康一、国立大学法人信州大学 学長 中村宗一郎氏

以上

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