下関市
関電システムソリューションズ株式会社
UiPath株式会社
山口県 下関市(市長:前田 晋太郎、以下 下関市)と関電システムソリューションズ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:山元 康裕、以下 KS-SOL)、UiPath(ユーアイパス)株式会社(本社:千代田区、代表取締役CEO:長谷川 康一、以下UiPath社)は、自治体の働き方改革実現のためRPA(ロボティクス・プロセス・オートメーション)活用による定型業務の自動化に係る実証実験を開始します。
■ 概要 |
働き方改革の実現は、民間企業だけでなく地方自治体においても必須の課題として取り組みが求められています。下関市では、業務の生産性向上及び働き方改革を支援するICT活用を検討した結果、民間企業で既に導入が進んでいるRPAを活用した定型業務の自動化に着目し、地方自治体での導入可能性を調査することを決定しました。
RPAは、コンピューター上での人間の操作(文字読込、マウスクリック、文字入力等)を自動化するものです。
たとえば、複数の業務システムから特定の条件で抽出したデータをマージし、そのデータに関係する職員に定形のメールを送ることようなことも自動でできるようになります。
人間がパソコン上で繰り返し行う作業や、システム間連携が難しく人手で対応しているプロセスへRPAを適用することで、作業の省力化やミスの防止を図ることができます。
本実証実験では全ての業務を対象に、「働き方改革やRPAとはどういうものであるのかを庁内に浸透させるための説明会」「RPA適用業務の可能性を探るアンケート調査」「RPA適用業務の詳細プロセス定義と実装」「RPA導入による効果の検証」を実施します。
それにより、地方自治体でのRPA適用のモデルケースとして、どのような業務にRPAを適用することで投資対効果が得られるのか、を明確にしていきます。
■ 実証実験の進め方について |
下関市の実証フィールド提供・自治体業務に対するノウハウと共に、KS-SOLの豊富な地方自治体に対するコンサルティングノウハウとRPA導入の実績を活用しながら実証実験を進めます。
RPAプラットフォームには、世界で1,800社以上、日本国内で500社以上の導入実績があるRPAのリーディングパッケージであるUiPath社の「UiPath」を採用することとします。「UiPath」は、他のRPAソリューションと比較して自動化できる範囲が非常に幅広く、また、高度なプログラミング知識が無くても、短期間のオンライントレーニングの受講で一定程度の自動化を実現できる優れたユーザインタフェースを備えているため、内製化にも適しています。これらの特長を持つ「UiPath」を活用することにより、将来的に効果の最大化を図れるようにします。
■ スケジュール |
- 平成30年11月~12月 実証実験を行う業務の選定
- 平成31年1月~2月 実証実験の実施
- 平成31年3月 実証実験結果の評価と今後の展開のとりまとめ
■ 今後の展開について |
本実証実験の結果を、平成31年7月以降に公表する予定です。
その結果を踏まえて、下関市における本格導入を検討し、更なる生産性向上や付加価値活動の実施につなげていきます。さらに、本実証実験のノウハウを用いて、地方自治体に対するRPA導入の支援を展開していきます。
また、働き方改革を支援する様々なICT活用についても継続的に検討を進めていきます。
■ 他自治体の状況 |
・奈良市:平成30年5月から対象業務を洗い出し、実証実験を実施。
・加賀市:総務課、財政課の業務の中から、時間外勤務の集計業務・契約管理システムと電子入札システムの相互連絡事務・財産貸付および使用許可事務についてパイロット運用を実施。
・宇城市:平成31年4月からRPAにより職員給与や住民異動等の6業務を自動化定
・茨城県:平成30年8月から、庁内の定型的な業務など4~5業務を選定し実証実験を実施。その他、複数の自治体で、基幹業務及び内部事務業務を中心に実証実験や適用の取組が進みつつある状況です。
以上
■ KS-SOL会社概要 |
社名 |
関電システムソリユーションズ株式会社 |
代表者 |
代表取締役社長 山元 康裕 |
本社 |
大阪市北区梅田3丁目3番20号 |
創立 |
1967年4月 |
資本金 |
9,000万円(関西電力株式会社100%出資) |
事業内容 |
情報システムおよび電気通信システムの開発・運用・保守 |
ホームページ |
https://ks-sol.jp/ |
■ UiPath社 会社概要 |
社名 |
UiPath株式会社 |
代表者 |
代表取締役CEO 長谷川 康一 |
本社 |
東京都千代田区大手町1-6-1 |
創立 |
2017年 |
事業内容 |
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ソフトウェア等の開発・販売及び関連サービスの提供 |
ホームページ |
https://www.uipath.com/ja/ |
■ 本件についてのお問い合わせ先 |
報道関係者からのお問合せ
下関市
担当:情報政策課
電話:083-231-1580
E-mail:ssjohosh@city.shimonoseki.yamaguchi.jp
関電システムソリューションズ株式会社
広報: 総務部広報グループ 担当:安宅、谷口
電話: 06-7176-7500
E-mail: publicrelations@ks-sol.jp
UiPath株式会社
担当: 矢頭(やとう)
電話: 03-5219-1346
E-mail: marketing.japan@uipath.com
広報代行:共同ピーアール株式会社
担当:児玉、古川、白武
電話:03-3571-5176
E-mail:uipath-pr@kyodo-pr.co.jp
お客様からのお問合せ
関電システムソリューションズ株式会社
ビジネスコンサルティング部
担当:鳥居
電話:06-7176-7530
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広報: 矢頭(やとう)
電話: 03-5219-1346
E-mail: marketing.japan@uipath.com