UiPath社、オフィスワークに関する最新の調査結果を発表世界のオフィスワーカーが「大退職時代」によって直面する課題に、自動化の導入が役立つことが明らかに

2022年6月14日

オフィスワーカーの83%が、「大退職時代」による仕事の責任の増大に直面 73%が、自動化の導入が新しい人材を引き付け、既存の人材の維持に役立つと回答

本資料は、米国で発表されたプレスリリースの抄訳版です。

米国リリース原文: https://ir.uipath.com/news/detail/227

米国ニューヨーク発2022年5月3日-エンタープライズ自動化ソフトウェアのリーディングカンパニー、米UiPath(ユーアイパス)社は本日、同社最新調査から、世界のオフィスワーカーの大多数が、過去1年間に同僚が退職したために職場でのプレッシャーが高まっていると感じている実態を発表しました。その結果、回答者の48%が半年以内に退職することを検討するとしています。この『2022 Office Worker Survey』(2022年オフィスワーカー調査)によると、単調な仕事が従業員の不満と不安定感を増幅させている一方で、例えば自動化のように重要な仕事に集中することを可能にする新しいテクノロジーやプロセスを歓迎すると考えていることが明らかになりました。

UiPath社による世界のオフィスワーカーを対象にした本調査は、今回で3回目となります。今回の調査では、「大退職時代」(The Great Resignation)が、従業員の役割と責任、キャリアアップ、また全体的な経験に与えている影響が明らかになりました。具体的には、次のことが明らかになっています。

「大退職時代」は、企業にとって深刻な問題

全世界を通じて、多くのオフィスワーカーが、同僚の退職によって職場でのプレッシャーが高まっていると感じています。驚くべきことに、世界の回答者の83%が、同僚が退職したために自分の本来の職務以外で最大6つの新たな仕事を引き受けなければならなくなったと回答しており、米国の回答者の77%、世界の回答者の68%が、もはや自分の責任が何であるのかが分からなくなっていると回答しています。

人手不足と単調で平凡な仕事が退職の原因

回答者の70%が、今後半年以内に新しい仕事を探すことに関心があるか、そのように考える可能性があるとしています。現在配置換えを申請しているとした世界の回答者は全体の3分の1近くですが、米国ではこの割合が44%に跳ね上がります。世界的に見て、ワークライフバランスへのプレッシャーの高まり、管理業務に費やす時間が多過ぎること、また新しいスキルや既存のスキルを開発または強化するためのトレーニングが不足していることなどを理由に、人々は新しいポジションを求めています。

単調な仕事により、複雑化する役割の拡大

世界の回答者の94%が、少なくとも週に1日は、仕事を終えたときに大きな疲労を感じると回答しています。また、メールへの返信(42%)、コールやミーティングのスケジュール調整(35%)、データ入力やデータセットの作成(34%)といった日々の単調な仕事に不満を感じています。

オフィスワーカーが考える仕事のパフォーマンスと満足度を高める鍵は自動化

2021年および2020年のUiPath社『Office Worker Survey』の結果と変わらず、従業員は、1日の労働時間の大半を自動化できる仕事に費やしていると感じています(世界の回答者の57%、米国の回答者の67%)。さらに、世界の回答者の91%が、自動化によって自分の仕事のパフォーマンスを高めることができると考えています。その理由として、時間の節約(52%)、生産性の向上(46%)、より重要な仕事に集中する機会の創出(45%)などを挙げています。また、回答者の71%が、自動化によって、より創造的な仕事に集中できると考えています。

自動化によって「大退職時代」に対応することが可能に

世界の回答者の73%が、自動化に対するトレーニングを含め、自動化を採用することは、新しい人材を引き付けると同時に、既存の人材を維持する上で役立つと回答しています。企業の経営幹部は、すでにこの点を認識していて、『UiPath 2022 Executive Survey』では、調査対象となった経営幹部の85%が、自社に自動化および自動化トレーニングを採用することが既存の従業員の維持および新しい人材の獲得に役立つと回答しています。

UiPath社のCPO(最高人事責任者)、ベッティナ・コブリック(Bettina Koblick)は、次のように述べています。「世界中のオフィスワーカーは、個人的に人手不足によるストレスと緊張を感じています。より意義を感じられる仕事へのシフトを進めない限り、これからも企業は、生産性と競争力のプレッシャーに直面し続けることになるでしょう。この問題は複雑ではあるものの、自動化のようなテクノロジーによって、オフィスワーカーを時間の制約から解放し、ワークライフバランスを改善し、効率を大幅に向上させることで、企業全体として俊敏性と顧客への対応力を高めることが可能になります。ビジネスの世界は大きく変化しました。このような状況で、新しいテクノロジーの助けを借りて人材を引き付け、維持することは、企業にとって不可欠な要素です」

『2022 Office Worker Survey』は、米国、英国、フランス、ドイツ、インド、豪州、シンガポールの5,000人以上のオフィスワーカーを対象に、2022年2月に実施されました。

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