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2019年2月1日

[金融ジャーナル]RPAがAIと拓く次世代金融

1 2月 2019

[金融ジャーナル]RPAがAIと拓く次世代金融

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RPAはAI活用に不可欠な基礎技術である。 人間に例えるとRPAが手や足として正確に業務をこなし、その上でAIが目、耳、口そして頭脳の役目をすることで、より高度な業務の自動化が進む。ミスが許されない金融業務で自動化の範囲を広げることは、行員を機械的作業から解放し、さらにRPA+AIを活用する高度なITの使い手へと成長・進化させること ができる。この転換に成功した銀行は次世代の金融をリードすることになるだろう。 

金融機関におけるRPAとAIの役割

UiPathはAIの啓蒙活動を行っている英国の団体「CognitionX」より2年連続でAIの利用促進に貢献した企業として表彰を受けた。ま た、AI技術への取り組みをリードするGoogle が設立したベンチャーキャピタル「CapitalG」、 創業初期のGoogleやAppleに投資をしたことで有名なSEQUOIA等から投資を受け、企業評価が2年弱で約20倍になっている。なぜ彼らが、UiPathに注目するのか。それはRPA市場 の広がりへの期待のみではなく、より大きい AI市場の成功にRPAが不可欠な基礎技術であ ると考えているからだ。RPAとAIが連携することにより、AIの未来に大きな可能性が広がるからである。UiPathも、企業が業務プロセスにRPAを導入し、業務のより高度な自動化を目指す上でAIの活用は不可欠であると考えている。

 

金融機関におけるRPAとAIの役割

金融機関業務では、「間違えない」こと、複雑多様な業務を緻密で正確に処理することが要求される。このプレッシャーから行員を解 放するためにAI等の最先端技術の活用を多く の金融機関が試行しているが、その際、当社はRPAとAIの両方に着目する必要があると考えている。RPAは決められたルールで業務 を自動化できる。なかにはより正確性を求め、 RPAを使い別のRPAの結果を監視・検証する仕組みを導入しているケースもある。一方、AIはRPAの業務遂行基盤があれば、社内外の膨大なデジタルデータについて、クレンジン グ、学習作業、結果のトラッキングエラー解析をより効率的に行える。そしてAIを活用して、RPAのみではできなかったニーズを実現する事ができ、AIの効果を実務レベルでより体現できる。 RPAとAIの連携はすでに日本の金融機関でも始まっている。日本銀行のラウンドテーブルでも紹介されたが、ある金融機関では、大量で多様な手書きの依頼書情報をUiPath の活用によりAI-OCRの自動化をサポートし、さらに社内の顧客情報と照合をUiPathが行うことで、AIの学習機能を高め実務で活用できるレベルまで導いている。また、FAXからの情報をAIで認識させるなかで、UiPathで過去データを生かし学習し実用化できたケースもある。

RPA・AI・人間の ベストミックス目指す

ピーター・ティールは著書「Zero to One」 の中で「人間とコンピューターが協力することで、個々には成し得ないような劇的な成果を上げられる」と述べている。全く同感である。人間が行っている作業が10段階あって徐々に複雑性が上がるとした場合、非常に単純な作業である1~3段階はRPAに任せ、次の4 ~7段階はRPAにAIを組み合わせることで自動化する。これにより人間は繰り返し作業から解放され、残された段階8~10の最も創造性が必要な部分の作業に、AIからの十分な情報を得て集中できる。最も柔軟で創造性が高い人間が、RPAとAIの支援を受けて高度な自動 化を推進するのは合理的で、投資効率も高い。 人間を介さない完全自動化が、特に初期時においては必ずしも正解ではないと考える。また、AIの学習推進に愛情を注ぐ人間の存在が、 AIの成果につながった話も聞いている。これは感覚的だが非常に頷ける。 現在、UiPathはAI製品戦略で、①画像認識、 ②文字文章認識、③音声会話認識、④現場での手作業プロセスの認識──の四つを柱とし、それぞれRPAとAIのベストミックスが可能となるソリューションをUiPath上で展開 できるようにし、さらに人間が加わり効率化 を図ることを考えている。

 

行員が情報テクノロジーの使い手となり将来の銀行を変える

銀行業務の自動化は、RPAを基盤としAIと組み合わせることで、銀行業務を従来の延長線上からさらなる高みへと変貌させる可能性がある。これまではできなかった非構造化デー タからの予測マーケティング、webを利用して多言語を横断した個人のつぶやきレベルから学術論文まで広範な情報を収集した企業分析、過去の取引履歴を網羅的にイベントも含めパターン分析し検証することによる不正検知などが挙げられる。また、RPAとAIを組み合わせることにより、現場で個々の行員のみが蓄積していた暗黙知的な「経験・知恵」がデジタ ル形式知化することも期待される。 RPAとAIのプロジェクトは、ただ単にロボッ トを作りAIとつなぐプロジェクトではない。 行員がRPAやAIなど様々な先進技術を理解し使いこなす人間が主役のプロジェクトである。 金融機関は優秀な人材の宝庫である。彼らが、今までの事務処理を強いられた存在から、 RPAとAIを使いこなす高度な情報テクノロ ジーの使い手として、組織を変革させ次世代の金融機関を担うことを期待する。さらには、 この金融機関での実績が、現場の自動化ノウハウが必要な銀行の顧客、特に地方や中堅企業への助けとなり、日本全体の生産性向上に波及し貢献できることを期待している。

 


by PR Japan

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