エンタープライズ全体の主要プロセスの自動化で、より広く、より高度に、より深く
ステージ2では、主要なプロセスの実行方法を変革する際に、大きな価値がある企業全体のトップダウンのイニシアチブを獲得する方法に重点を置きます。 自動化機能の性能と処理量を拡張し、自動化できるプロセスの種類を拡張します。
トップダウンの変革的なプロジェクトに焦点を定める
ステージ1では、最も熟したパイプラインの機会を得ること、つまり実装が容易で投資対効果（ROI）の高い自動化を取り入れることに重点を置きました。
ステージ2では、大きく複雑な企業全体のプロセスに取り組み、より大規模で複雑な自動化を開発します。コアシステム、重要な機能領域、および主要なエンタープライズアクティビティに着手します。継続的なプロセス改善という概念を採用し、重要なプロセスを継続的に実行する大規模なデジタルワークフォースを立ち上げ、管理、監視、測定する能力を強化します。あなたの仕事は、顧客やサプライヤーはいうまでもなく、数百人あるいは数千人の従業員の仕事に影響を与える可能性があります。そして、もちろん、収益にも。
慌てる必要はありません。あなたには、その手段があります。
RPAのスキルと機能を拡張する
企業全体の複雑な自動化に対応して処理できるユースケースの種類を拡大するには、ビジネスプロセスを理解し、洗練されたソリューションを設計してこれらの自動化を既存のオペレーションに統合できるチームが必要です。
つまり、チームを拡大し、優れたビジネスアナリスト、インフラエンジニア、および実装マネージャーを採用する必要があります。
また、AIや機械学習を活用し、自動化されたChatbotsやDocument Understandingなどの高度な機能を組み込んだ「インテリジェントオートメーション」を構築できる開発者やソリューションアーキテクトの登用も検討したいところです。
再利用などを通じてセンター・オブ・エクセレンス（CoE）の容量と処理量を拡張する
新しい人材を登用して大きな計画を立案したところで、企業全体で自動化を真に拡張可能な、大きくうなりを上げる自動化ファクトリーを構築する段階になりました。
重要なコンポーネントの1つとして、組織全体で自動化を再利用できる機能を構築します。たとえば、5～6種類の異なるフォームの代わりに、自動入力フォーム用の高性能な自動化1つを使用するほうがよいでしょう。再利用は、開発を加速し、全面的な自動化の品質向上に役立ちます。
再利用をサポートするには、自動化を保存、検索、共有できるテクノロジーが必要です。このテーマについて詳しくは、UiPath Automation Hub をご覧ください。
関連資料
UiPath Immersion Labについて見る（英語）
UiPath Immersion Labが、自動化のジャーニーを成功させるため、さまざまな組織の自動化の支持者をどのようにサポートしているかをご覧ください。
企業を前進させて進歩を加速させるための可能性を探り、あなたに必要な経験を選んでください。
継続的な改善を支援に向けた測定
フェーズ1で開発した指標と評価方法を、実行に移しましょう。あなたや組織内の担当者は、次の項目についてパフォーマンスを確認することができます。
ロボットの稼働時間や精度などの技術的課題
投資対効果（ROI）およびビジネスプロセスの改善
このフィードバックループは、自動化への取り組みの継続的改善を支援する上で重要です。
