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Studio 2018.3 未満で作成したワークフローを Studio 2018.3 以上で開いた際のマイグレーション方法

マイグレーションの概要

既存の(2018.3未満のStudioで作成した)ワークフロープロジェクトを Studio で開くと、後方互換性の問題を解消するために、自動でマイグレーションが実行されます。

 

マイグレーション実行によるワークフローへの影響

  •  UiPath.Core.Activities への依存が削除され、直接 UiPath.UIAutomation.Activities と UiPath.System.Activities に依存するようになります
  • アクティビティへの依存ルールが Strict になります

 

マイグレーションの要否

 

マイグレーションが必要な場合

  • 既存の ワークフロープロジェクトを閲覧・修正するために 2018.3 以降の Studio で開く際に、自動でマイグレーションが実行されます。これは不可避であり、既存の ワークフロープロジェクトはマイグレーションを実行しないと Studio 2018.3 以降では開くことができません。

マイグレーションが必要ない場合

  • 既存の (以前のバージョンの Studio でパブリッシュした) ワークフローパッケージを 2018.3 以降の Robot で実行するだけであれば、マイグレーションと再パブリッシュの必要はありません。
  • マイグレーションは、既存の ワークフロープロジェクトに対して一度だけ実行されます。マイグレーション済みの ワークフロープロジェクトに対して、再度マイグレーションが実行されることはありません。

 

マイグレーションの手順

  1. 対象のワークフロープロジェクトをバックアップします。
  2. 対象のワークフロープロジェクトを2018.3.2以降のStudioで開きます。
  3. 以下のように、ワークフロープロジェクトのマイグレーションを実行するかの確認ダイアログが表示されるので、「続行」を押下します。(キャンセルすると、このプロジェクトを開くことはできません)
    image1
  4. 「実行」リボンにある「検証」を押下し、以下のように検証エラーがないことを示すダイアログを確認してください。

image2

 

注意点

・マイグレーションを実行する前に、必ず ワークフロープロジェクトをバックアップして下さい。マイグレーションが実行されると、その結果は即時に project.json に保存されます。
 
 
・マイグレーションしたワークフロープロジェクトは、2018.2.x以前の Studio で、正常にオープンできなくなります。
 
・project.json ファイルは、ワークフロープロジェクトごとに必要なファイルです。(これは、以前のバージョンと同じであり、2018.3 から変更になったということではありません) 
 
・このため、project.json を削除したり、複数のワークフロープロジェクトで共用したりしないで下さい。
 
・project.json ファイルがない場合には、Studio はマイグレーションの際に新しい project.json を作成してマイグレーションを試行しますが、この場合には正しくマイグレーションが行えない場合があります。
 
・次のパッケージを使用したアクティビティはマイグレーションされません: UiPath.V7.Activities 、 UiPath.Platform.Activities 、 UiPath.Framework.Activities これらは既にサポートが終了しているUiPath製品で使用されていたアクティビティパッケージとなります。

・Studio を18.3以降にバージョンアップする前に、お手元にあるワークフロープロジェクトをパブリッシュする操作をしておくことを推奨します。(一度でもパブリッシュの操作がされていれば、改めてパブリッシュする必要はありません) この操作により、project.json ファイルにアクティビティパッケージへの依存情報が書き込まれるため、このワークフロープロジェクトをマイグレーションした後にアクティビティパッケージの依存に問題が出るリスクが少なくなります。
 
・まれに、マイグレーション後に「~が見つかりません」といったエラーが表示されてワークフローが実行できなくなる場合があります。この場合には、Studio のデザインタブにある「パッケージを管理」から、必要なパッケージを追加することにより修正できます。